俳句への扉

私の俳句的生活の記録。俳句塾言の葉ティールームへのご案内。

角川俳句賞の発表がありました!

2011-08-31 18:11:15 | Weblog
第57回角川俳句賞の発表が昨日ありました。応募総数629編、今年はあの大震災があったので、しばらく言葉を失ってしまった人も多く、少し応募者が減るかなあとも思いましたが、例年通りの激戦でしたね。

受賞者は、その震災を経験なさった実体験を基にした作品らしく、これはもう、やはり被災した方にしかかけない時代の貴重な証言ですよね。

たくさん応募しているだろう方を知っているので、身近なかたの受賞だといいなあと思いましたが、全くぞんじあげないかたでした。

でも受賞はどなたでも素晴らしいこと!永瀬十悟様!おめでとうございます!

選者である長谷川櫂さんですら、俳句では震災を詠えないと、短歌を発表したという経緯もありますから、俳句という短い定型詩の中で、思いを他者に伝えることができた作品とは一体どんな50句だったのか、角川11月号の正式発表号が楽しみです。

短歌賞は18歳の方の受賞だそうですが、俳句賞は58歳の受賞ということで、励みになります。俳句は、老いの文学!年を重ねることが、マイナスにならない文学形態のように思います。もちろん年の重ね方が大事ですが!

さて私は今年も落選で、選考会にすらかからないのだと思いますが、神様があきらめないように、小さなプレゼントを用意してくれました。

村上鬼城賞の選者特選賞です。稲畑廣太郎「ホトトギス」の副主宰の選です。

9月18日に、高崎で表彰式があるそうなので、お伺いしてご挨拶をしてくる予定です。

選者はちゃんとそろうのかしら?ちょっと心配!まっいいか!小旅行のつもりで!

受賞句は、 炎天といふ大いなる恋敵 です。

太陽はありがたいけれど、こころをゆるしたらそのパワーに負けてしまいそう!

敢然と前を見すえて真正面から、戦いに挑んでいきたいような気持ちを詠みました。

せっかくわざわざご案内をいただいたので、表彰式に出て、俳句を極めたいと精進している

方々の、パワーをまたもらってきたいです。

榛名湖あたりをついでに一人吟行もしてきたいけど、そこまでの行動力があるかなあ!

それにしても俳句との出会いはグット!結果はともかく一番私らしくいられるもんね!

今日は南林間で俳句講座をしていました。またお仲間が増えるとか!どんな方がいらっしゃ

るか楽しみです。

それでは、今からまた青芝の合同句集の校正を始めます!ノーミスで行きたいなあ!


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