磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
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世界一社風のいい会社を目指しています。

友情の味

2016年02月03日 21時05分05秒 | オフ・タイム

見て下さい、これらのトマト。
トマトと言ってもいろんな種類、サイズがあるんですね。

左側の一番大きいふたつがモモタロウ、中央奥はミニ、中くらいのが
カニパリとアサイ(どっちがどっちか分かりません 汗)。


 「先日、遠路来ていただき有難う。
  あの時は実はまだ生っていませんでしたが、
  今はたくさんできています」

とこれらのトマトを送ってくれたのは、去年の10月に伊豆に訪ねたトマト農園を経営している
トーメン時代の同期のIくん





ひとみにもお裾分けしたんですが、それでもまだ



こんなに頂いたのです。


まず驚いたのが色。真紅です。

早速、生で頂きました。

これが、ウマい! 実にウマい!
味が濃くって、本来のトマトらしい味がします。


中にはすでに割れてしまっているものもあったので、今朝、ツノ坊が
スープにしてくれました。



このスープがまたウマい!
トマトの甘さと酸味が同居していて、あっさりしてるけど、コクがある。
いや~、ヤバい美味しさです。


トマト園を経営していて、朝が早いと聞いてたので、夜8時でも
「もう寝ちゃったんだろうか・・・?」と心配しつつ、お礼の電話を
入れたけど、応答がありません。留守電にもならない。

 「やっぱりもう寝ちゃったんだな~」

と思っていたら1時間ほどして、

 「ゴメン、ゴメン」

と連絡がありました。

ゴメン、ゴメンはこっちです。

 「もう寝てた?」

と気にして、聞いたら、

 「近々、駅伝大会があるので、その練習で走ってきたところ」

 「!」


めちゃくちゃ美味しいと、お礼を伝えたら、

 「そう言ってくれるだけでうれしいよ。
  完熟したものを送ったからね」

 「実は嫁さん(ツノ坊にとってもIくんは
  トーメン時代の同期ですから)と

   『お金を払うからまた送ってもらえ
    ないかな~』

  って話してたの」

 「完熟したものは、すぐに傷んでしまうから、
  通常のルートには乗せられないんだ。
  だから路地で売るとかしかないんだ。
  いくらでもあるから送ってあげるよ」

 「それなら着払いでいいから送ってよ。
  別途代金も払うし」


去年訪問した時も、

  本来は一番美味しいものを、売ることができない

という話を聞いたことを憶えています。


こういう、本当は一番美味しい品物を、その事情を理解して、適正な
価格で売買できるような仕組みができないものか?
だって壮大なムダ、損失ですよね。

賞味期限切れ間近の商品を廃棄するのも同じことです。


日本国内ですら、給食代も払えなかったり、夕食にも事欠く家庭があり、
世界に目を向ければさらに、さらに・・・なのに・・・


Iくんを訪問した時、そういう話を聞いて、その時、真剣に悩み、考え
たんですが、もう一度、まずはわが社の食堂で使うとか、社内販売する
とか、せっかく農家の人が愛情込めて作った中でもとりわけ美味しい
作物を、美味しく味わえ、かつ農家の人にとっても多少なりともプラスに
なる途を考えてみたいと思います。


それとは別に、美味しいトマト、本当にご馳走様でした。ありがとう。
また着払いで送ってね、楽しみにしてるから、Iくん。

 

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