![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/df/1faa923c55a5f4bbb979fedb682c40da.jpg)
見て下さい、これらのトマト。
トマトと言ってもいろんな種類、サイズがあるんですね。
左側の一番大きいふたつがモモタロウ、中央奥はミニ、中くらいのが
カニパリとアサイ(どっちがどっちか分かりません 汗)。
「先日、遠路来ていただき有難う。
あの時は実はまだ生っていませんでしたが、
今はたくさんできています」
とこれらのトマトを送ってくれたのは、去年の10月に伊豆に訪ねたトマト農園を経営している
トーメン時代の同期のIくん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/9d/ed8b1236df8185b87de75a2f1af31286.jpg)
ひとみにもお裾分けしたんですが、それでもまだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/40/08982e0ba9c2645e1b0eee90134e50e3.jpg)
こんなに頂いたのです。
まず驚いたのが色。真紅です。
早速、生で頂きました。
これが、ウマい! 実にウマい!
味が濃くって、本来のトマトらしい味がします。
中にはすでに割れてしまっているものもあったので、今朝、ツノ坊が
スープにしてくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/24/1b3dcfe58dc89d6d008df6b60aafef3d.jpg)
このスープがまたウマい!
トマトの甘さと酸味が同居していて、あっさりしてるけど、コクがある。
いや~、ヤバい美味しさです。
トマト園を経営していて、朝が早いと聞いてたので、夜8時でも
「もう寝ちゃったんだろうか・・・?」と心配しつつ、お礼の電話を
入れたけど、応答がありません。留守電にもならない。
「やっぱりもう寝ちゃったんだな~」
と思っていたら1時間ほどして、
「ゴメン、ゴメン」
と連絡がありました。
ゴメン、ゴメンはこっちです。
「もう寝てた?」
と気にして、聞いたら、
「近々、駅伝大会があるので、その練習で走ってきたところ」
「!」
めちゃくちゃ美味しいと、お礼を伝えたら、
「そう言ってくれるだけでうれしいよ。
完熟したものを送ったからね」
「実は嫁さん(ツノ坊にとってもIくんは
トーメン時代の同期ですから)と
『お金を払うからまた送ってもらえ
ないかな~』
って話してたの」
「完熟したものは、すぐに傷んでしまうから、
通常のルートには乗せられないんだ。
だから路地で売るとかしかないんだ。
いくらでもあるから送ってあげるよ」
「それなら着払いでいいから送ってよ。
別途代金も払うし」
去年訪問した時も、
本来は一番美味しいものを、売ることができない
という話を聞いたことを憶えています。
こういう、本当は一番美味しい品物を、その事情を理解して、適正な
価格で売買できるような仕組みができないものか?
だって壮大なムダ、損失ですよね。
賞味期限切れ間近の商品を廃棄するのも同じことです。
日本国内ですら、給食代も払えなかったり、夕食にも事欠く家庭があり、
世界に目を向ければさらに、さらに・・・なのに・・・
Iくんを訪問した時、そういう話を聞いて、その時、真剣に悩み、考え
たんですが、もう一度、まずはわが社の食堂で使うとか、社内販売する
とか、せっかく農家の人が愛情込めて作った中でもとりわけ美味しい
作物を、美味しく味わえ、かつ農家の人にとっても多少なりともプラスに
なる途を考えてみたいと思います。
それとは別に、美味しいトマト、本当にご馳走様でした。ありがとう。
また着払いで送ってね、楽しみにしてるから、Iくん。
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