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自動車メーカーの不正行為が大きなニュースになっています。
私のソフトトップ式のロードスターは含まれておらず、変な意味でうれしかった。
謝罪会見で、トヨタの豊田章夫会長の
「不正の撲滅は無理だと思う」
この発言にすごく違和感を覚えました。
私、そしてISOWAでよく言っているのが、
「労働災害をゼロにすることはできない」
です。でもこれを少しでも減らせるよう、工夫を凝らす。
豊田会長の発言も、同様の趣旨だと思います。
が、『不正』と『労働災害』は種類が違うと思うんです。
『労働災害』って起こそうと思って、起こす人は、普通はいません。
その場で、自分が、痛いですから。
でも『不正』って、もちろん知らず知らず、無意識で不正していたというケースも
ありますが、逆に『不正』と知ってて、実施するケースもかなりあると思います。
むしろ後者の方が多いんじゃないかな。
労働災害も、風土が遠因になっている場合もあると思います。
ただ不正と風土の因果関係は、労働災害と風土よりはるかに強い。
だから私は 「不正の撲滅は無理だ」 とは言いません。
でも“少なく”、“短く”なら出来るかもしれない。
だったら、先ずやれることは何だろう?
「不正の撲滅は無理だと思う」
この瞬間思考は停止しますよね。
ルール改正で知らずに不正を働いていた、もしくは実情に即さないルールで不正が常態化していたなら、ルールあり方の見直しからTOPの方が率先してやるべきかなと思ってしまいました。
言うは易しなので、自身でもそういった悪しき当たり前がないか見直したいと思います。
いろいろチャレンジ中だよね。
お客様の止まるを少なく、止まるを短くする
ために、ISOWAは止まりません、
ISOWAの思考も止まりません。
同じような違和感を抱いてくださり、うれしいです。
不正を起こさない風土作りましょう!