昨日の新聞の地方版にこんな記事が出ていました。
わが家の散歩コースのひとつでもある徳川園の秋のライトアップです。
一昨日と昨日の二日間だけの夜間営業。
徳川美術館は見学してるけど、有料庭園は入ったことが無かったので、散歩がてらに
ちょうどいいかと、早めに夕食を済ませ、出掛けました。
いつもなら閉園していて、しーんとしているのに、この日は車も人も多めです。
昨日は、携帯でなくカメラを持参して、夜の撮影に備えました。
園内は散策路があちこち巡っていて、決まった順路がある訳ではないので、まずは
外周を巡りました。
庭園の一番奥の高いところにある四睡庵という東屋から下る途中です。
この写真は、今から思うと、ツノ坊にかがんでもらって、より照明が顔に当たるように
撮ればよかったと反省です。
下り終わると、庭園の半分を占める龍仙湖という池に出ます。
冒頭の私の写真も、この写真も、辻行灯の明かりを照明代わりにしての撮影です。
行灯とツノ坊の間の向こう岸に映っているのは観仙楼。披露宴会場、レストランです。
ホワイトバランスを調整したら、もっと良かったんだろうか・・・?
>ISOWA御用達のフォトグラファー洋子さん@青木写真館
撮影テクニックのアドバイスお願い~
中国杭州の西湖の堤を模した小さな太鼓橋の上で。
坂を上っていと・・・
観仙楼へ。たまに出掛けるレストランも、外から見ると違った風情があります。
龍仙湖の一角に赤い蛇の目傘が!
すると、
「反対側から見ると、お団子が見えるよ」
とツノ坊が。 声の方に行ってみると、
湖面に浮かんだ舟にお月見団子がお供えしてあります。 日本の粋ですね~
するとまたツノ坊から、
「お月様が見えるよ~」
おお、観仙楼の上に、これまで雲に隠れてたお月様が顔を出しました。
キレイな夜空に浮かぶより、うっすらとした雲を侍らせた月の方が、雲が月明かりで
照らされて、遠景での撮影映えするんですね。
閉演時間まで楽しんで、園を出るとき、係の女性が、
「本当は十五夜中秋の名月は明日火曜日なんですが、
明日が休園日に当たるので、ライトアップは土日の
二日間だけなんです。今日はお月様は見えましたか?」
「最後にきれいに出てきてくれましたよ」
「そうですか~ 昨夜は雨で見られなかったんです。
よかったですね」
そうだ、前夜は雨の中の散歩だったから!
ということで、
先週のお彼岸の入り前のお墓参りに続いて、この秋二度目のフライングでしたが、
どちらのフライングも失格にならずに、とっても幸先の良いフライングでした。