磯輪日記

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上から、そして下からも

2024年06月11日 20時24分36秒 | 旅の想い出

 

本日、6月11日、41回目の結婚記念日を迎えました。

出逢った当初は、今風に言えば ストーカーチック でしたが、あれなくしては

今は無かったわけですから、まさに 縁は異なもの味なもの です。(笑)

 

41回目の結婚記念日を事前に祝おうと、週末プラス月曜の3日間、北海道の

積丹半島を中心に旅してきました。

 

今回の旅の目的は、数年前から行ってみたいと思ってた神威岬です。

何が何でも、天気のいい時間帯に神威岬を味わうこと。

したがって3日間の、どの日のどの時間帯がベストかを前日まで天気予報で見極めて、

それに合わせてスケジュールを現地で臨機応変に組み替える。

それに最も都合のいい宿を選ぶ。

すべては神威岬のために です。

 

出発前夜の直前情報で、晴れ間が期待できるのは初日の午後だけだったので、

新千歳空港に着いた瞬間から、わき目もふらずにあこがれの神威岬を目指しました。

あ、もちろんお昼ご飯は食べましたよ。

    

余市でラーメン。 居酒屋さんなのに、こんなに美味しい、担々麺風の味噌ラーメンと

コクのある塩ラーメンを出すなんて! 

 

そしてとうとう神威岬に到着。 到着時は、快晴まではいかなかったけど、それでも、

 

    

海に延びる万里の長城のようなこの景色に出会うことができました! 

息をのむとは、このことです。 圧倒されます。

所によってはすれ違い困難な、アップダウンの厳しい狭い散策路を20分くらい歩いた

先には・・・

 

連なる小岩の中央、40m沖に、ポツンとある神威岩を眺めることができました。

高さ40mだそうです。 なぜこんな光景が出来上がったのか? 自然の神秘です。

 

普通の神威岬観光はこれだけです。

ただたまたまネットで神威岬をあれこれ調査した時、「神威クルーズ」なるものを

発見しました。 それが、今回、私が撮影し、予告編としてアップした動画です。

 

今まで、岬の上から眺めていた景色。

それを、今度はまったく逆に、神威岬を沖の海上から眺めるんです。

岬から5㎞東の来岸という小さな、小さな、本当に小さな漁港から、小型の漁船に乗り

込んで、岬に近づく。 これが最高でした!

 

    

    

時速30㎞くらいで波を蹴って、進みます。 しぶきが多少かかります。

これが楽しい。これだけでも十分アトラクションです。

そして徐々に岬に近づいていきます。

 

    

さっき私たちが歩いた散策路から、私たちに手を振る人たちが見えました。

うれしくなって、思わず、こちらもめいっぱい手を振りました。

 

神威岩が近づいて来ます。

 

岬の西側に回り込みます。

 

 

岬の西側に出ました。 すぐ脇に立つ女郎子岩(じょろっこいわ)。

 

 

回り込んでいくと、形がどんどん変わっていきます。

 

そして来岸港へ戻る最中に、船長が、

 

 「時間あります? ちょっと沖に出て、イルカ見に行ってみましょうか。

  イルカが来てるらしいんです」

 

で沖に向かってしばらく船を飛ばしていたら、 「あ、いた!」

 

 

イルカがここで見られるのは、季節の変わり目にここを通過する時だけのことで、

めったに見られないそうです。

 

 「1時間前に案内した人たちは見られませんでしたから。

  本当にラッキーですよ」

 

う~ん、やっぱり ツイてるな~ 持ってるな~

 

こんな風に案内してくれたのが、キャプテン(というよりは船長と言う方が

似合ってる ) の柏崎さん。

 

    

とっても明るくって、楽しい、ナイスガイです。

本業は漁師で、合間を見て、この神威クルーズを始めたそうです。

これ、50分のサイコーのアクティビティーです。私たちは、イルカウォッチングと

いうおまけが付いたので、60分くらいでした。

 

 「どこにお泊りですか?」

 「余市に二泊します」

 「余市に二泊もするんですか!」

 

と思いっきり驚かれましたが、

 

 「とにかくいいお天気で神威岬を見たかったから」

 

それくらい 神威岬一途 なんです。

だったらと、地元の美味しいお店をいくつも紹介してもらい、二泊三日の間、あちこち

利用させてもらいました。

 

 「小樽やニセコは観光地だから、観光客目当てのお店、値段です。

  でも余市は地元の人しか来ません。美味しくなかったら、店、

  やれませんから、どこも安くて美味しいです」

 

実際、紹介してもらったお店はどこも 信じられないくらい旨い、信じられないくらい

安い! 

 

ところが、

 

 「神威クルーズはまだ認知度が低く、お客が少ないんです・・・」

 

だから私がPRします。 自信を持って薦めます。

 

 

積丹神威クルーズ 【神威岬を海から望むクルーズ

北海道遺産に指定される迫力の神威岬を海から望む神威クルーズ。地元の現役漁師である船長が本物の積丹ブルーをご案内します。積丹の新たなアクティビティをご堪能ください。

積丹神威クルーズ

 

 

神威岬は上から見るだけじゃもったいない。ぜひ下からも。

乗ってみてください。 ただクルーズっていう名前ですが、漁船ですから (笑)

でも、漁船だからいいんです 

 

下船してから、神威岬のゲートが閉まる直前に、もう一度行きました。

ホント好きなんです。

 

日が少し傾きかけた神威岬。

 

そして最後は、船長にこれまた薦められた

こんな絶景が眺められる日帰り温泉で汗を流しました。

写真の左端の方に、小さく、小さく、点のように神威岩が見えるんです。分かります?

そして写真には写っていないけど、右側には積丹岬も一望できます。

カムイの神様が日本海に沈む夕日を使って、私たちが進むべき途を指し示してくれて

いるようでした。 

荘厳な神威岬。やっぱり最高でした。

 

 


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2 コメント

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Unknown (浪速のハコ屋@56)
2024-06-12 10:44:43
社長!!おひさしぶりです。
いつもながらのアツアツ夫婦ぶりには
感服いたしております。
以前に磯輪社長から「商売の基本は自分の家庭を大切にすることだからね」のお言葉
頂戴してから私も頑張ってやりぬいてきました。
当方はまだ25年目ですが今回の社長の旅路を参考にしたいと思います。
ありがとうございました!
社長、ツノ坊殿もいつまでもお元気で!
返信する
ぜひ! (磯輪英之)
2024-06-12 20:33:24
 浪速のハコ屋@56さん

ぜひ今度、奥さん同伴で名古屋へお越しください。
銀婚式を祝いましょう! 
待ってます!
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