知り合いが書く仕事で座り仕事がながったせいで坐骨神経痛になった。
本当に最悪な状態らしく、片方の足を引いている。見かたによっては「足、どうしたの?」なんだけど、腰から着てるらしい。
それを知ってから、これはヤバいという意識が高まる。
本当は運動をすればいいのですが、それがうまく時間が合わないとか、できないんですね。
動くくらいなら眠りたいになってしまうときがある。
それで、マッサージに助けを求めたのです。
予約を入れて、それの時間が近かった。先に銀行行かなきゃと銀行へ行く。ここはマッサージの店まで直線距離です。まっすぐ行けば何の問題もない距離です。
そこで問題を起こす。
それが私。
銀行に着いたらカードがない。通帳もない。え?何故?
とにかく取りに帰らなきゃ。マッサージ代もないのだ。
予約の電話を入れるので、電話のそばに置いて、そのまま忘れたらしい。
慌てて銀行の用を済まし、マッサージにもまれに行く。
そして再び事件が勃発する。
近所だし、施術着に着替えるからとジャージで来たのね。
着替えようとジャージを脱ごうとしたら、ジャージのチャックがシャツを噛んでる。
とれない。どうしよう、とれない。
あまりお待たせしても悪いので、くっついたまま脱いで、マッサージ自体は問題なく終わる。
帰りだ。気軽段になり、まだジャージはシャツを噛んでいる。
どうしよう?
しょうがないから噛んだまま、ジャージの前を閉めずに…閉められないのよ、噛んでるから…帰ることにしたが、これが、ジャージがシャツを噛んでるからシャツより片側の端だけ持ちあがってしまうのね。
ちょっと洒落てると言えば洒落た感じ?
一時、パンツを履いた時、ヒップポップ風にするために、片足だけ、2,3回折り曲げて、左右非対称にするのが流行ったけど、あれのジャージ版?
こういうのってファッションと見られるか、だらしがないとみられるか、その人なんだけど、私の場合は間違いなく、
「あら、ジャージがつりあがってパンツの中に入ってるわよ」
と見えてしまうのだ。
短距離だから隠すようにすればいいやと急いで店を出て飛んで帰るが、帰った所でまた着替えようとすると、ジャージがシャツを噛んでるのよ。
そのまままた脱いで、どうしようか…と悩む。
面倒だ、切ってしまえ
という判断に辿りつくのにそんなに時間は要しなかった。
シャツを切り取って分離し、切れ端をどうにかチャックから引き抜く。
かなり形がしっかり残ってるな。
ということで、切っちゃった部分をシャツのもとの部分に縫い付ける。
私、なにしてるんだろう?
その気持ちがないわけではない。
何故、マッサージに行くだけでこんな大ごとにならねばならないのだろう。
面倒くさい。
ていうか、普通やらない。
あれだけばたばた動きまわれば…動かないことが悪化させているのなら…却って天の配剤のような出来事だったのかもしれない。
『まやかし嬢』
フジテレビCD・DVD・本屋さんからご購入いただけます。
↓
http://jbook.eshop.fujitv.co.jp/p/p.aspx/3905114/s/~6b19cf0ce