紙飛行機のおじさん

昭和の森のお話ですが

広大な芝生景色を眺めておったら
遠くの方で紙飛行機を飛ばしている
オジサンが居ました。

その紙飛行機は風上に向かって投げると
地上10ｍ位あがり
その後、風下に向きを変えて
ユックリとユックリと飛びます。
一瞬 落下するかと思いきや
また風に乗り上昇

『えええええ！？ﾏｼﾞかよ！？』

ﾜﾀｸｼの付近まで来て着地

メチャクチャ長い距離を飛んでいましたので
ﾜﾀｸｼ思わずパチパチしてしまいました。

オジサンが飛行機を取りに
近づいてきます。

裸足で日に焼けた肌
サングラスで
サーファーちっくなオジサン
若干ｺﾜｲです

しかし
さわやかに
『良かったら飛ばしてみませんか』
と誘われました。

お借りした紙飛行機は
見た目も普通です

ｱｯｷｰ,ｼｵﾘ,ﾜﾀｸｼで飛ばしてみた所
メチャクチャ飛ぶのです。




オジサンに誘われて
紙飛行機の作り方を
教えてもらいました。

オジサンは教える専用にに
紙を沢山準備しておりました。
そして折りやすいように
画板まであり用意周到です。




ﾎﾟｲﾝﾄは
・紙を折る時に必ず量端が合わさる様にする
・折った所は人差し指の爪の裏でｱｲﾛﾝをかけるように
　ペッタリさせること
・両翼の後方が左右バランスする事
・両翼の後方は若干跳ね上がるようにする

これ書くと簡単そうですが
実際に折るとチョット技術が要ります。



今度、河岸とか河川敷で遊ぼう♪


オジサンは爽やかな笑顔で
優しくてカッコ良かったですね。

あまりにも優しく教えてくれたので
『これ後でお金を請求されないよな？』
とイケナイ考えもよぎりました（笑）

しかし

営利目的は全く無いのです。

・紙飛行機で遊ぶ事
・子供達を笑わせ＆喜ばせる事

を優先目的にしておるようです。

素敵でｶｯｺｲｲおじさんでした。