静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

平成30年度オープンキャンパス2

2018年08月23日 13時02分55秒 | 学園行事

オープンキャンパスの続きです。
午後から模擬(もぎ)授業を行いました。
航海の授業は操船シュミレーターを使いました。
このシュミレーター、なかなかリアルで操舵(そうだ)から向きが変わるまでタイムラグがあります。
船特有の動作を体感してもらいました。


つづいて機関の授業。
こちらは昨年同様、機関実習棟の主機関(大型のディーゼルエンジン)を動かしました。
昨年との違いは、トランシーバー。
エンジンが始動すると、拡声器を使っても説明の声が届きません。
そこで、今年は見学者一人一人にイヤフォン付のレシーバーを配布。
騒音の中でも、説明が聞こえるようにしました。
実際にエンジンの始動は見学者にやってもらいましたよ。


最後は実習。
代表的なロープワークをやってもらいました。
すんなりできる人もいれば、悪戦する人も。
どちらにしても、貴重な経験になったと思います。


さて、オープンキャンパスですが良い面も悪い面もあります。
まず良い点。
 参加しやすい
 模擬授業を体験できる
 どんな人たちが入学希望しているのか顔を見ることができる
など。そして、残念がながら悪い面もあります。
 大人数なので質問がしにくい
 じっくり見たい場所で時間がとれないことがある
 説明が分かりにくい
と言ったところ。

特に「説明が分かりにくい」のは良くないですよね。
多くの人を相手にする場合、池上彰さんのように、誰にでも分かる説明ができれば解決かも知れませんが、私の限界を感じるところです。

土日の見学では模擬授業はありませんが、良いところもあります。
来園者が一組、二組なので、私も見学者に合わせた説明ができます
中学生なのか高校生なのか。県内か県外か。同伴者は父親か母親か・・・
高校生なら、普通高校か実業高校か、なにか特色のある学校かなども事前に調べます。
その上で、相手の表情を見ながら説明します。
説明後にご質問、ご相談で1~2時間もお話しすることも少なくありません。
でもオープンキャンパスで一度に10組が来ると、こうは行きません。

学園見学でベストは生徒のいる平日です。
実際の授業や実習の様子を見ることができます。
昼食を一緒に食べることも出来ます。
私も見学者に合わせた説明ができます。
とは言っても、学園で生徒の授業ある日は、中学、高校も授業があります。
だから、どうしても夏休み、あるいは土日の見学になってしまう...
学園の二学期は来週からスタートです。
もし、あなたの学校が9月スタートなら、来週は絶好のチャンスですよ!
ぜひ見学に来てください。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
詳しくはホームページをご覧ください。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

コメント
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