静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

学園の生徒評価

2018年08月13日 11時08分48秒 | 学園紹介

来週に迫ったオープンキャンパスに向けて準備を進めています。
でもでも!今のところ申し込みが昨年の約半数
10月にはAO入試もあるのに、ピンチです!
漁師になりたい皆さん、お待ちしています!

学園に入学してくる生徒の多くは、中学や高校でパッとしなかった人たちです。
なかには担任の先生を悩ませてきた人も少なからずいます。
それが、学園では優等生になったり、就職先から高い評価をもらう人になることは珍しいことではありません。
なぜ、こんなことが起きるのでしょう?

その一つは評価する視点が違うからです。
学園の成績表は学科と人物評価が記載されています。
その人物評価の項目です。
基本的生活習慣、自主性、責任感、根気強さ、自省心、向上心、公正さ、指導性、協調性、同情心、公共性、積極性、情緒安定、実習技能、実習態度
なんと15項目です!
それぞれが、漁師になる人にとって大事なことです。
                                                    
もちろん、学科も優秀であることは大事です。
でも、学科が優秀なだけでは全然ダメです。
漁船という組織の中で、役に立つ人になるために必要なこと。
それが上に書かれた人物評価の項目です。

中学高校の評価は学力が主体です。
学力があれば、人物的に多少問題があっても優等生です。

学園の評価は、就職後に活躍できるかどうかです。
それを漁業現場を知る職員が評価します。
生徒は人物評価の項目が向上するように一年間、がんばる必要があります。
同時に寮生活を通じて、組織での自分に求められる役割を知ることになります。
これは学課でよい成績を納める以上に大事なことです。

つまり学園の優等生は、人物評価が高いと言うことです。
そして、あなたが学園の優等生になれるかどうかは、今までの成績は関係ありません。
学園入学後に、自分を磨けば良いのです。

写真はカッター訓練です。
10人で漕ぐためにペースを合わせなくてはなりません。
体力がある人は手を抜くことができますが、それでは速く進めません。
一人一人が、自分の役割を考えることが大事です。


学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

8月のオープンキャンパスの申し込みを受付中です!
詳しくはホームページをご覧ください。
申し込み者が21日に集中しています。できれば22日にご参加ください。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

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