静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

ロープワークの大切さ

2018年08月17日 09時00分00秒 | 学園紹介

学園の実習はロープワークに始まります。
そして、習熟(しゅうじゅく)するために、卒業まで繰り返し復習します。

漁師になるためには、ロープワークより魚を釣ることが大事じゃないの?
と思う人もいるかも知れません。

魚を取る技術は大事ですよ。
けど、それは漁業種類によって違うし、流儀(りゅうぎ)もあります。
そして、一人前になるのに10年かかるという技(わざ)なんですよ。
学園を卒業しても、半人前。
船によっては、魚を取る作業は新人にさせないことだってあります。

でも、ロープワークは違います。
漁船に限らず、どんな船でも出入港は総員出動。
全員で仕事をします。
その主な作業がロープワークです。
新人で船に乗ったとき、最初からロープワークがあります。

もちろん、学園を出てもベテラン漁師のようには動けません。
でも、なんにも分からずにボケーッと見ているのか、少しでも役に立つのか?
これが大違いです。
もっとも、今の漁師は技術が低下して、ロープ加工なんかは学園卒業生しかできないものもあります。

とにかく、船の仕事はロープワークに始まり、ロープワークに終わる。
それだけ大事な技術で、漁船も同じなのです。


学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

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詳しくはホームページをご覧ください。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

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