静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

二学期の最初にすること

2018年08月27日 13時56分02秒 | 学園紹介

夏休みが終わり、今日から学園が再開。
生徒が主役である、このブログも今日から通常営業です。
生徒のいない休み中は辛かった...
今日からまた、生徒のたちの奮闘(ふんとう)?をご紹介します!

さて二学期から航海、機関の専攻別授業となります。
これに併せて、寮の部屋割りを変更。
三階が航海専攻、四階が機関専攻にしました。

今日は午後スタートで、まずは昼食。

そして始業式となり、専攻別に整列。
初めての専攻別の点呼で、週番が混乱する場面もありました。


その後、学期始めの説明をさくっと行い、

さっそく引っ越しです。
これで気分一新?


学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
詳しくはホームページをご覧ください。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

 園長のつぶやき
学園進学を考えている方から相談を受けました。
それは「食物アレルギー」です。
食物アレルギーの方はすごく増えています。
小麦、卵と言った多くの食品に使われるものは、食べるものが大幅に制限されます。
アレルギーを持つ本人は、日常生活でも不自由を強いられます。
そうは言っても、まだまだ世の中の理解が乏しいのが現状です。
食物アレルギーが増えていると言っても、まだまだマイノリティー(社会的少数者)だからでしょうか?

実際に漁師をする場合の問題はなにかと言うと、主なものは二つ。
一つは出漁中の食事をどうするか?
そして、中毒症状(アナフィラキシーショック)をどうするか?

食物アレルギーや持病があれば、就職に制限が出てくるのは事実です。
でも漁業の種類はたくさんあります。医療技術も進歩しています。
だから、すぐに漁師になることをあきらめないでほしいと思います。
一方で、漁業の業界も多くの人を迎え入れることを考えなくはなりません。
例えば、遠洋漁業で女性はいません。
でも、いつまでも男だけで遠洋漁業を支えられるでしょうか?
意欲がある様々な若者を漁業に呼び込むために
「あれはダメ」
と決めつけず
「こうすれば大丈夫」
と解決策を考えることが大事ですね。

コメント
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