静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

漁師という仕事を選ぶこと

2018年08月09日 09時00分00秒 | 所感

漁業学園に入学する人に一番必要な条件。
それは漁師という職業を選んだと言うことです。

学園はもともと、中学卒業者がくる学校でした。
昔の漁村では漁師になることは普通のこと。
特別な人が高校進学していました。
特に考えることもなく、漁師になる人が多かったんですね。
あるいは中学を出て漁師になるか、それ以外か?の二択です。

現在は漁師に限らず、二択で仕事に就くのは少ないはずです。
下手をすると、高校、大学を出てもやりたいことが決まらずニート...と言うこともあります。
仕事を選ぶことができるのは良いことです。
でも、選択肢が増えたことで、逆に決めることが難しくなりました。

私が思うに、仕事は運命的なもので、出会い、きっかけ、ひらめきが大事です。
例えばテレビを見て
「漁師はかっこいいな」
と思ったり、あるいは
「海の上で働いてみたい」
と、ふと思ったり。
そこから「えいや!」と決めることも必要です。

あとは学園に来て、技術と知識を身につけ、自分の適性にあった漁業に就けばよい訳です。
人生の岐路では、自分では分からない力が働くこともあります。
でも、少しでも安全な道を歩みたいなら、学園が力になります。

写真はロープの扱い方の実習。
長いロープがぐちゃぐちゃに絡んだことがありませんか。
絡んだロープをほぐす方法です。
あらかじめ先生が絡ませておき、生徒がほぐしてみます。
まずは自由にやらせ、それから先生がコツを教えます。


学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

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