静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

漁師を育てる専門校に来る意味 1

2018年08月07日 13時16分27秒 | 学園紹介

今の世の中、情報を得るのは簡単です。
スマートフォンでグーグル先生やウィキペディア先生に聞けば、ほとんどのことを教えてくれます。

ところが漁師という仕事はちょっと違うんですね。
漁師の仕事を考えると
 港を出る・・・帰港して水揚げ
大事な・・・部分がブラックボックス(なぞ)となっています。
さらに漁師になる方法なんて、まして学校があることなんて知られていません。

昔は親も漁師だったので、子供が漁師になると言っても問題ありませんでした。
今は子供が「漁師になりたい」と言うと、親も学校の先生もビックリ。
漁師の仕事はブラックボックス。どんなものか分からないからです。。
ましてや言い出した子供の方も、漁師の仕事が良く分かっていないことがほとんど。
なぞだらけの世界です!

こんなときに、学園は役に立ちますよ。
学園の職員はブラックボックスの中、つまり漁業現場を良く知っています。
漁師に必要なことを具体的かつ的確にアドバイスできます。

学園の生徒は漁業のことを一から勉強できます。
どんな漁業があり、それはどんな仕事なのか?
学園では公平な視線で学ぶことができます。これが大事。

例えば漁業就業支援フェアに行けば、いろいろな漁業の情報が得られます。
でも、ブースにいるのは漁業会社の人たち。
自分の漁業の紹介は詳しくしてくれます。
でも、他の漁業の良いところをどれだけ話してくれるでしょうか?
話に出てこない大変なことがあるかも知れません。

例えばクルマを買う時はどうでしょう。
好きなクルマを、他車と比較せずに購入するのも一つの方法です。
でも、高価な買い物です。
普通は複数のメーカー、複数のクルマを比較検討します。
性能と値段のバランスも大事です。

自分の仕事を決めるなら、クルマを買うより慎重になるべきです。
学園は1年かけて比較検討ができます。
しかも、売る側の息のかかっていない、購入者の立場にあるアドバイザー(学園職員)つきです
ただし
「あなたはクルマの運転に向いていない」
あるいは
「そんな大きいクルマより、小さい来るが合っているよ」
と辛口のアドバイスが出ることもあります。
これも、漁師になる専門校だからできることの一つです。

他にも、ありますが長くなるので別の機会に。

写真は焼津水産高校で5月に行う実習船やいづの出航式です。
全生徒が参加するので華やかです。
実習船の出航は年になんどもありますが、全生徒が来る出航式は1回です。


学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

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詳しくはホームページをご覧ください。
22日(水)がおすすめ。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

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