わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

春雷とともに

2012年04月17日 | 東日本の教育団体支援・協働
東京で、大学の授業を終え、福島県に来ています。

大學の話はまた後ほどにしたいと思います。

福島県鮫川村。

今夜はこの村に投宿です。

東北は、午後から夕方にかけて、雷雨だったそうです。

鮫川村では、突風と共に、雹(ひょう)が降ったとか。

雹が降ったころは新幹線の車中でしたが、元来雨男と言われる私もびっくりです(笑)。


この村を拠点に活動する「NPO法人あぶくまエヌエスネット」。

理事長の進士さん、そして三瓶さんと、一献傾けながら、福島の現状、福島のこどもたちの未来などなどについて、ゆっくり語り合いました。

鮫川村は線量は低いものの、村の畜産牛には、草を食べさせてはいけなくなったそうです。

除染後処理物の仮置き場の問題で、村内もごたごたがあったそうです。

目に入る鮫川村の風景は、3.11以前と何も変わりません。

でも、国策のしわ寄せが、この小さな村にも及んでいることを、心が感じます。


下を向いてもしょうがありません。

進士さんには私が今日から非常勤を務める立教大の授業にゲストスピーカーで来てもらうことになりました。

福島の思いの丈を学生に伝えてほしいと思います。

そして、鮫川村のこどもたちを、昨年に引き続き、信州こども山賊キャンプに招待します。

泰阜村のこどもたちと鮫川村のこどもたちの交流も計画中です。


前を向こう。

私たちから鮫川村の人びとに言える言葉ではありません。

私たちが、福島の人びとを支える時に、私たちが自分たちに言う言葉です。

さきほど揺れました。

被災地は、まだまだ被災地です。


代表 辻だいち


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