わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【北海道から届いた手紙】 ~ひとねる大学(北海道教育大学バージョン)~

2016年09月17日 | 泰阜村が大学になる
泰阜ひとねる大学(北海道教育大学バージョン)。

泰阜ひとねる大学とは、小さな村と大学が真剣に力を合わせ、2年~4年かけて学生を育てる仕組みづくりの挑戦だ。

ここ数年、泰阜村と大学が協働して、学生の学びの質を深めようという動きが起こっている。



北海道教育大学(岩見沢校)とは、8年にわたり仕組みを創ってきた。

今夏も、長期滞在で学生が実習に来た。

その学生から、手紙が届いた。

紹介したい。




 先日は10日間にわたり、実習をさせて頂き、ありがとうございました。何もかもが初めてのことばかりでだいだらぼっちや山賊キャンプがでできるだけたくさんのことを経験しようと思っているうちにまたたく間に実習期間が過ぎてしまいました。
 実習先を選ぶ際、先輩や先生の話、本などから地域を大切にしているグリーンウッドに興味を持ち、ここに行ってみたいと思い決めました。10日間実際に参加して、活動内容だけではなく、それ以外の日常生活でも泰阜村やそこでの暮らし、人々をとても大切にしているのが伝わってきて本当にすごいと驚きました。そして来てよかった、一瞬でもここの一員として過ごせてよかったと感じる毎日でした。勿論、楽なことばかりの実習ではありませんでした。しかし、今までは大学ではやったことのないような役割や経験をさせていただき、自分たちの考えや行動の殻を破るきっかけになり、感謝の気持ちでいっぱいです。毎日全力で挑んだ10日間でした。「いってらっしゃい」と送り出された時、達成感と少しの淋しさで胸が熱くなりました。またお会いできる日を楽しみにして、より一層成長した姿が見せられるように頑張っていきたいと思います。
 厳しい暑さが続きますが、お体にお気をつけてお過ごしください。本当にありがとうございました。









「ひとねる」とは“育てる”という意味の方言。

人口1700人の村が、全力で学生をひとねる。


代表 辻だいち



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