2015年度初の「あんじゃね支援学校」が開催された。
「あんじゃね支援学校」とは、村のこどもたちの体験活動を支える大人たちが学ぶ場のことをいう。
そして「あんじゃね」とは、この村の方言で「案ずることはない」「心配するな」「安心せよ」という意味を持つ。
文字通り、村のこどもたちが安心して生きることのできる環境を創っていきたい、老若男女が安心して暮らせる村を創りたい、という願いが込められている。
今年で9年目を迎えるこの支援学校。
今回は、小中の校長、小中のPTA会長、陶芸家、Iターン者、養殖漁業者、教育長、村議会議員、猟師、公民館長、各NPO代表、読み聞かせ団体、教育委員会、役場福祉係、保育園職員など、20代~70代まで、職業も年齢も様々な人が集まった。
「泰阜村の魅力」「こどもたちに教えたいとっておきの遊び場」というお題で、あ~でもない、こ~でもないと頭を突き合わせて考えたり笑ったり。
▼今年度のメンバーは25人
出てきた意見を紹介。
「泰阜村の魅力は?」
人間性、人の良さ、自然の良さ、自然のすばらしさ、あたたかく迎え入れてくれる雰囲気、地域の人のつながり、標高差が醸し出す風景、厳しい土地で生き抜いてきた力、自然と結びついた食べ物、犯罪・事故が少なくて安心、不便なところ、人懐っこさを持っていながら話を聞くこどもたち、地域・家庭の力、こどもが宝だと思っていること、こどもたちも大人を信じていること、このような会議が行われるほどこどもの教育を大事にしていること。
「こどもたちに教えたいとっておきの遊び場は?」
ナギ(崩落地)、川遊び、村全部(山と川と接する機会すべて)、メダカが生きる田んぼ、自然の遊び、山と川、元学校林、どこでも遊べる、民話の魅力を自然の中で感じる、川とつながる田んぼ
この村で、子どもをテーマに、こんなにもざっくばらんな集まりはこれまであるようで実はなかった。
未来を考える楽しさが、集まり全体の心地よい雰囲気を醸し出す。
そう、未来を考えるとは楽しいことなのだ、夢を語るとは実は楽しいことなのだ、と、この大人たちの議論を見ていて改めて気づかされる。
そしてこの集まりが9年も続いていることに、この村に埋め込まれた教育のチカラを感じる。
最近は、このような集まりの仕組みを知りたいと、視察や問い合わせ、講演依頼も多くなってきた。
実は、できそうでできないことのようだ。
今年度は、土日の体験活動だけではなく、放課後の学童保育や学習支援などについても議論することになった。
この会議の事務局は、私たちNPOグリーンウッドである。
私も渾身の力を込めてその先頭に立ってきた。
そしてこれからも立つ。
住民、村行政、NPO、学校、企業などが、知恵と力を総動員で合わせて、教育で立つ村へ。
この村のソコヂカラが、いよいよ試される時が来た。
「あんじゃね支援学校」とは、村のこどもたちの体験活動を支える大人たちが学ぶ場のことをいう。
そして「あんじゃね」とは、この村の方言で「案ずることはない」「心配するな」「安心せよ」という意味を持つ。
文字通り、村のこどもたちが安心して生きることのできる環境を創っていきたい、老若男女が安心して暮らせる村を創りたい、という願いが込められている。
今年で9年目を迎えるこの支援学校。
今回は、小中の校長、小中のPTA会長、陶芸家、Iターン者、養殖漁業者、教育長、村議会議員、猟師、公民館長、各NPO代表、読み聞かせ団体、教育委員会、役場福祉係、保育園職員など、20代~70代まで、職業も年齢も様々な人が集まった。
「泰阜村の魅力」「こどもたちに教えたいとっておきの遊び場」というお題で、あ~でもない、こ~でもないと頭を突き合わせて考えたり笑ったり。
▼今年度のメンバーは25人
出てきた意見を紹介。
「泰阜村の魅力は?」
人間性、人の良さ、自然の良さ、自然のすばらしさ、あたたかく迎え入れてくれる雰囲気、地域の人のつながり、標高差が醸し出す風景、厳しい土地で生き抜いてきた力、自然と結びついた食べ物、犯罪・事故が少なくて安心、不便なところ、人懐っこさを持っていながら話を聞くこどもたち、地域・家庭の力、こどもが宝だと思っていること、こどもたちも大人を信じていること、このような会議が行われるほどこどもの教育を大事にしていること。
「こどもたちに教えたいとっておきの遊び場は?」
ナギ(崩落地)、川遊び、村全部(山と川と接する機会すべて)、メダカが生きる田んぼ、自然の遊び、山と川、元学校林、どこでも遊べる、民話の魅力を自然の中で感じる、川とつながる田んぼ
この村で、子どもをテーマに、こんなにもざっくばらんな集まりはこれまであるようで実はなかった。
未来を考える楽しさが、集まり全体の心地よい雰囲気を醸し出す。
そう、未来を考えるとは楽しいことなのだ、夢を語るとは実は楽しいことなのだ、と、この大人たちの議論を見ていて改めて気づかされる。
そしてこの集まりが9年も続いていることに、この村に埋め込まれた教育のチカラを感じる。
最近は、このような集まりの仕組みを知りたいと、視察や問い合わせ、講演依頼も多くなってきた。
実は、できそうでできないことのようだ。
今年度は、土日の体験活動だけではなく、放課後の学童保育や学習支援などについても議論することになった。
この会議の事務局は、私たちNPOグリーンウッドである。
私も渾身の力を込めてその先頭に立ってきた。
そしてこれからも立つ。
住民、村行政、NPO、学校、企業などが、知恵と力を総動員で合わせて、教育で立つ村へ。
この村のソコヂカラが、いよいよ試される時が来た。
代表 辻だいち