奈良女子大学に来ています。
震災支援基金に、学生有志から支援をいただきました。
その支援の方法が、ふるってます。
<「一歩一歩プロジェクト」活動内容>
靴職人の川田さんから頂いた皮の端切れを使って、5センチほどのサイズのミニチュアレザーシューズを作り、500円で販売しています。そのお金を全額義援金として、被災地に送ります。また、新たな企画としてミニチュアレザーシューズを2個買っていただいたら、プラス一個を被災した方々に送る取り組みもしています。
この売上金を、信州こども山賊キャンプに福島の子どもたちを招待する支援金に支援いただいたということです。
この「一歩一歩プロジェクト」のすばらしいところは、生産活動を通して義捐金を生み出そうとするところと、そこに学生の力だけではなく靴工房など社会にかかわろうとするところです。
靴屋さんが捨ててしまう皮の端切れが材料なので、元手にかかるお金がほぼゼロ。
あとは若い力が、時間と手間をかけて小さな小さな靴を生み出します。
※詳しくは、昨年のブログを見てください。その1 その2
そして、特筆すべきは、昨年と今年の2年継続ということです。
1年目は、支援に対する熱さと、加熱する報道がその熱さを後押ししました。
しかし2年目は、極端に報道が減り、支援金を有効に活用する支援先も激減しました。
私たちNPOと泰阜村がキャンプを通した支援を2年継続で続けていること。
私たちの支援を、交流として発展的にとらえてくれる被災地の皆さんがいること。
私たちがその被災地の皆さんと、丁寧に信頼関係を築いてきたこと。
奈良女子大の皆さんが、奈良の地元で靴屋さんに理解をもらい続けていること。
その活動を、しっかりと世に発信していること。
そして、奈良女子大の皆さんが、私たちNPOや泰阜村と、これまた丁寧に信頼関係を築いてきたこと。
どれひとつ欠けても、2年継続の支援活動は形になりません。
▼学生有志が発表した成果が掲載された。
支援。
たった2つの文字です。
しかし、それを現実の形にするためには、気の遠くなるような丁寧な営みがあるのです。
支え合うとは、簡単に形にはなりません。
しかし、被災地の皆さん、NPO、泰阜村の皆さん、大学、学生、奈良の皆さん、他関わる人が、お互いを尊重し合い、手をつないで前を向き続ければ、ほんの少しですがよい未来が切り拓けるものと確信しています。
勇気を出して、現状から一歩出ましょう。
それは決して被災地の皆さんだけに求められていることではなく、私たちにも求められていることです。
手をとりあって、一緒に。
まさに、一歩一歩です。
奈良女子大との縁。
この縁のおかげで、今度奈良女子大学から、講演に呼ばれることになりました。
支援が織りなす豊かな縁。
丁寧に、前向きに、紡いでいこうと想います。
▼歴史あるたたずまいの奈良女子大学
甲斐先生をはじめとした奈良女子大学の皆さん、ありがとうございました。
震災支援基金に、学生有志から支援をいただきました。
その支援の方法が、ふるってます。
<「一歩一歩プロジェクト」活動内容>
靴職人の川田さんから頂いた皮の端切れを使って、5センチほどのサイズのミニチュアレザーシューズを作り、500円で販売しています。そのお金を全額義援金として、被災地に送ります。また、新たな企画としてミニチュアレザーシューズを2個買っていただいたら、プラス一個を被災した方々に送る取り組みもしています。
この売上金を、信州こども山賊キャンプに福島の子どもたちを招待する支援金に支援いただいたということです。
この「一歩一歩プロジェクト」のすばらしいところは、生産活動を通して義捐金を生み出そうとするところと、そこに学生の力だけではなく靴工房など社会にかかわろうとするところです。
靴屋さんが捨ててしまう皮の端切れが材料なので、元手にかかるお金がほぼゼロ。
あとは若い力が、時間と手間をかけて小さな小さな靴を生み出します。
※詳しくは、昨年のブログを見てください。その1 その2
そして、特筆すべきは、昨年と今年の2年継続ということです。
1年目は、支援に対する熱さと、加熱する報道がその熱さを後押ししました。
しかし2年目は、極端に報道が減り、支援金を有効に活用する支援先も激減しました。
私たちNPOと泰阜村がキャンプを通した支援を2年継続で続けていること。
私たちの支援を、交流として発展的にとらえてくれる被災地の皆さんがいること。
私たちがその被災地の皆さんと、丁寧に信頼関係を築いてきたこと。
奈良女子大の皆さんが、奈良の地元で靴屋さんに理解をもらい続けていること。
その活動を、しっかりと世に発信していること。
そして、奈良女子大の皆さんが、私たちNPOや泰阜村と、これまた丁寧に信頼関係を築いてきたこと。
どれひとつ欠けても、2年継続の支援活動は形になりません。
▼学生有志が発表した成果が掲載された。
支援。
たった2つの文字です。
しかし、それを現実の形にするためには、気の遠くなるような丁寧な営みがあるのです。
支え合うとは、簡単に形にはなりません。
しかし、被災地の皆さん、NPO、泰阜村の皆さん、大学、学生、奈良の皆さん、他関わる人が、お互いを尊重し合い、手をつないで前を向き続ければ、ほんの少しですがよい未来が切り拓けるものと確信しています。
勇気を出して、現状から一歩出ましょう。
それは決して被災地の皆さんだけに求められていることではなく、私たちにも求められていることです。
手をとりあって、一緒に。
まさに、一歩一歩です。
奈良女子大との縁。
この縁のおかげで、今度奈良女子大学から、講演に呼ばれることになりました。
支援が織りなす豊かな縁。
丁寧に、前向きに、紡いでいこうと想います。
▼歴史あるたたずまいの奈良女子大学
甲斐先生をはじめとした奈良女子大学の皆さん、ありがとうございました。
代表 辻だいち