田んぼ。
この時期は、毎朝、毎夕の草取り。
梅雨明けの今は、信州といえども朝晩もけっこう暑い。
でも、日中にやるよりはマシということで、朝夕にやる。
南信州の風習「朝づくり(朝飯前の一仕事)」の意味が、身体でわかる。
▼信州の朝は、心地よい

ここ数日は、スタッフ以外の若者も一緒に草取り。
この日一緒に作業をしたのは山村留学の卒業生。
2人とも信州こども山賊キャンプのボランティアでやってきた。
なのに、田んぼの草取りまでやってくれるのだから本当に感謝だ。
今回は、稲に良く似たヒエを抜く作業。
彼らはきっと、はたから見てると草取りが簡単そうに見えたのだろう。
ところがこれが、きついのなんのって。
「前を向くな、下を向け!」
前を向くと果てしなく遠いゴールに心が折れそうになる。
だから下を向くのだ。
ただひたすらにヒエを抜く作業に、2人とも「農家ってすげ~!」とつぶやいてた。
▼前を向くな、下を向け!

▼農家ってすげ~!

こちらは昨日から来た北海道教育大学の女子学生2人。
同じく信州こども山賊キャンプのボランティアに来ている。
とはいえ、こちらはボランティア自体が大学の実習単位になる。
泰阜村に夕方に着いて、いきなり田んぼに連れていかされて草取り。
それでも文句ひとつ言わないのだからたいしたものだ。
今日もまた合言葉は「下を向くな、前を向け!」ではなく、「前を向くな、下を向け!」なのである。
▼こちらもまた、前を向くな、下を向け!

この田んぼは、信州子ども山賊キャンプのキャンプ場の近くにある。
草取りがしんどくて顔を上げるといつも、こどもたちの歓声が聞こえる。
蝉が鳴き、風渡る稲がそよぎ、川のせせらぎがきらめく。
この集落に30年間にわたって奏でられてきた、原色のようにきらめく音だ。
この音が、耳からではなく、田んぼを踏みしめる足の裏から聞こえてくるようだ。
この土地の歴史を足の裏から学ぶ。
彼らや彼女たちにとって必要な、土からの学び。
五感の学びが心地よい。
この時期は、毎朝、毎夕の草取り。
梅雨明けの今は、信州といえども朝晩もけっこう暑い。
でも、日中にやるよりはマシということで、朝夕にやる。
南信州の風習「朝づくり(朝飯前の一仕事)」の意味が、身体でわかる。
▼信州の朝は、心地よい

ここ数日は、スタッフ以外の若者も一緒に草取り。
この日一緒に作業をしたのは山村留学の卒業生。
2人とも信州こども山賊キャンプのボランティアでやってきた。
なのに、田んぼの草取りまでやってくれるのだから本当に感謝だ。
今回は、稲に良く似たヒエを抜く作業。
彼らはきっと、はたから見てると草取りが簡単そうに見えたのだろう。
ところがこれが、きついのなんのって。
「前を向くな、下を向け!」
前を向くと果てしなく遠いゴールに心が折れそうになる。
だから下を向くのだ。
ただひたすらにヒエを抜く作業に、2人とも「農家ってすげ~!」とつぶやいてた。
▼前を向くな、下を向け!

▼農家ってすげ~!

こちらは昨日から来た北海道教育大学の女子学生2人。
同じく信州こども山賊キャンプのボランティアに来ている。
とはいえ、こちらはボランティア自体が大学の実習単位になる。
泰阜村に夕方に着いて、いきなり田んぼに連れていかされて草取り。
それでも文句ひとつ言わないのだからたいしたものだ。
今日もまた合言葉は「下を向くな、前を向け!」ではなく、「前を向くな、下を向け!」なのである。
▼こちらもまた、前を向くな、下を向け!

この田んぼは、信州子ども山賊キャンプのキャンプ場の近くにある。
草取りがしんどくて顔を上げるといつも、こどもたちの歓声が聞こえる。
蝉が鳴き、風渡る稲がそよぎ、川のせせらぎがきらめく。
この集落に30年間にわたって奏でられてきた、原色のようにきらめく音だ。
この音が、耳からではなく、田んぼを踏みしめる足の裏から聞こえてくるようだ。
この土地の歴史を足の裏から学ぶ。
彼らや彼女たちにとって必要な、土からの学び。
五感の学びが心地よい。
代表 辻だいち