緑の切妻屋根の家が建つ

60代も後半になり、ひょんな事から一人住まいの実家を建て替えることになりました。

家の中で快適

2024-07-26 19:21:35 | 家を建て替える

 以前の家でも、東北の角にあり二階建ての車庫の横にあり、しかも大きな白木蓮の木陰となっている自分の部屋は夏でも30度以上になることもなく、めったに夏場でエアコンを付けることもなかった。新居となって自分の部屋の位置はやはり東北の角ではあるが、二階建ての車庫もなくなり白木蓮の木も大分枝を切られてしまって、日当たりのいい部屋となってしまった。しかし、リビングのエアコンを付けてドアを開けておけば快適な涼しい風が入ってくる部屋となった。

 朝起きて,相変わらず脹ら脛の痛みは治っていないので、以前腕の関節付近の神経痛に効いた亡くなった父親が処方されて使わずに残ったロキソニンの湿布を左右の脹ら脛に貼ってみたら、やはり痛みがなくなった。もっと早く使うべきだったなと思う。

 朝ご飯に鮭の切り身を焼いたが、仮住まいの時にやっていたように、フライパンで鮭の切り身を焼いた。本来の魚を焼くところで、次男もチーズトーストを焼いた。もっぱら、魚焼きのところは、新居ではトースターとして使われている。午前中は二階に運ばれた箱の中から整理ダンスの中に入っていた物をまた整理ダンスに納めたり、昨夜食洗機で洗った食器類を食器棚に入れたり、掛け時計の入っていた箱のクッションになっていた発泡スチロールを剥がしたりして過ごした。10時に丸八真綿の営業マンの人が、打ち直した布団を持ってきてくれた。こんなに長く保管していたお客さんはいないと言われたそうだ。丸八真綿で羽毛布団を8万円で打ち直しをお願いしたお陰で、もう不要と思った夜具は全て引き取って貰え、実家の片付けが凄く楽になった。二階で作業しているときに、次男に暑くない?と聞くと別に暑くないよと答えるが、エアコンがある生活となってから、私はついつい暑いと感じてすぐにエアコンを付けるようになってしまった。まあ、三重県に住んでいる次男にとっては御殿場の暑さなど暑さのうちに入らないようだ。

 お昼過ぎても片付けていたため遅めの昼食となり、次男はちょっと散歩に出かけると言って出て行ってしまった。私はちょっと一休みしようと思って自分の部屋でごろごろしていたら、突然インターホンがなった。今日は3時くらいまで、だれも訪問予定はないはずだが?いったい誰だろう?とドアを開けてみると、営業のS氏だった。確かに、私がカーテンがついたら見に来てくださいとは言っていたが、事前に連絡なしの来訪だったのでびっくりした。後で携帯を見たら着信履歴はあった。とりあえず上がって貰った。どうせ、旧居の片付けの時のごちゃごちゃな様子も見ている人なので、新居のごちゃごちゃを見られてもいいやと思って、一階も二階も全部見てもらった。来て貰って、実はキッチンカウンターの自分が無いと思っていた引き出しがあったことが分かって良かった。でも、そこにはしっかり使うと判断した物だけ入れようと思う。本当にもう使いそうもないものを収納するのは、親の二の舞になるのでそれは避けたい。

 S氏は8月に彼女とベトナム旅行に行くそうだ。円安のため結局はその影響をあまり受けずにいけるベトナムに旅行するということになったという話だ。本当はヨーロッパなどに旅行をしたかったらしい。全く頭に来る話だ。最近は、調整区域で観光地も近くにはない私の住む付近でも外国人旅行者と見られるような外国人が歩いていたりするし、昨日はジョナサンに入ろうとする絶対日本人ではないなと思われるアジア人の人達が居て、入って隣から聞こえてくる会話を聞いていると中国語だった。外国人はどんどん日本に来ているのに、日本人の若い人達は円安のためにその影響があまりない近場の国にしか行けなくなっているなんて本当に、残念で悔しいことだと思った。でも、S氏は彼女との初海外旅行、しかも彼女にとっては初の海外旅行ということで、期待と多少の心配をしている様子だった。ベトナムは細長い国なので、今回はハノイにだけ行き、ハロン湾とかには行かないということだった。私としてはタイの方がお勧めだと思った。綺麗なお寺も沢山あるし、バンコクはインフラの整備された近代的都市だ。仏教国なので、年配者と見られれば確実に公共交通機関で席も譲って貰える。というか、私はグラブが上手く使いこなせなくて、公共交通機関しか使えなかった。タイではチャオプラヤー川クルーズなんかも出来る。それにしても、いつも1人旅の私としては、彼女と初海外旅行とは楽しみで羨ましい話ではある。既に、ヨーロッパ旅行の経験が二回もあるS氏なので上手く良い旅行にすることができるだろう。

 S氏が居る時に戻ってくるだろうと思っていた次男がS氏が帰った後も戻ってこないので、どうしたのか?と思ったら、お客さんが来てたみたいだからと遠慮して一度家に戻ってきたのに、また出かけてしまったということだった。本当に変なところに次男は気を使ってしまう。近くまで次男を迎えに行ってから買い物をしてきた。買い物に行きながらS氏に「結果オーライ」と言われた話をしたら、次男も「やはりそこは『お疲れ様でした。無事終わりましたね。』」と言うべきだろうと言っていた。他人のことばかりは言えないが、S氏には人の気持ちを慮れる人になれるように、今後とも精進していってほしいところではあるなと改めて思った。


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