緑の切妻屋根の家が建つ

60代も後半になり、ひょんな事から一人住まいの実家を建て替えることになりました。

共感的理解は男性は苦手なのか?

2024-05-28 11:57:04 | 家を建て替える

 まだ、S氏は本当には少しもあの片付け期間の大変さは理解できていないと思う。なので、施主への感謝の気持ちも湧きようがないのはいたしかたのないことだ。なので、やはり彼に対して彼が年とってから同じような体験をしてみて欲しいといいう気持ちは多少残っている。あの大変さを「結果オーライで良かったじゃないですか。」のあの一言で済ませられた悔しさや、工期に間に合わせるために、どんな思いで2ヶ月を過ごしてきたと思ってるの?やっぱり少しも人の痛みを理解できない人だったのか・・・と2ヶ月たって薄れてきたあの辛さ悔しさを、引き起こした当の本人がきっかけで思い起こさせられてしまうと、心身共に酷い状況になってしまうと思った。幸い、ハイムにはお客様が愚痴をこぼせる相談センターがあり、そこからの連絡には真摯に対応してくれるので、まだ多分十分理解はしてくれていないだろうが、再度私に対する信頼回復をしていこうとS氏も今の所は取り組んでくれている。

 しかし、男性でも片付け中に来てくれた水回り仕事の業者だったと思うが、私が60代後半で一人で、平屋の住宅家屋と、物置と、二階が和室になっている車庫を1月25日までに片付けている途中だと知ると、「わぁ、お母さん一人で?そりゃあ大変だ・・・。」と同情してくれた人もいた。なので、住宅営業の人なんかにはやはり、二三ヶ月は現業の体験をして欲しいと思った。共感的理解が出来ないのは、納期に間に合わせなければとか、そのための段取りも考え、問題解決方法も考えてそれを実際に行い、駄目だったらまた別の方法も考え、実際に体も動かしてどうにかしていくといった体験が少ないというのもあるのかもしれない。

 共感的理解が苦手な理由は男性か女性かということもあると考える。

 引っ越ししてきた3月20日、やっと引っ越しをどうにか終えて、その日出たゴミを最終処分場に運んでの帰り、道すがらのスーパーでお弁当を買って帰ろう。ただ温めて蓋を開けるだけで食べられるし・・・と思って寄ったらお弁当はもう売り切れで仕方なくお惣菜を2種類ほど買い、後は冷凍ご飯を温めて食べたことがあった。お弁当がなくて仕方なくお惣菜を買って帰ったことを食べとようしているところの写真と共にライン送信したら、S氏は「引っ越しの荷物が食事をするのにちょうどいい高さですね。」と私からすれば的外れの返信。同年代同世代の友人からは涙を流して悔しがっている動物の絵のスタンプと「かわいそうに~お弁当なかったのはショックだったねぇ。」という正に私が慰めの言葉として欲していたドンピシャリの返信をしてくれた。また、据え付けの日に隣の2階で据え付けを見ながらTさんに、引っ越しの日にお弁当が売り切れてて・・・の話をしたら、即座にそのお弁当が買えなくて残念だった気持ちを共有してくれる言葉を返してくれた。お弁当、お惣菜、似たようなものでも、ちょっとでも手間を省けるお弁当が疲れ果てているときにはどんなに助けになるかっていうことを即座に理解してくれるのはやはり同年代の女性だけなのか・・・。と再度思った。ハイムに電話したときに対応してくれた男性社員の人にもお弁当が買えなかったときの話をしてもやはりどこに同情して欲しかったか全くわからなかった。なので、男性はやはり共感的理解ってのが苦手なのだろう。そもそも女性に比べ、他人の状況に自分をその立場において、どう感じているか想像するという能力が男性は低いのかもしれない。

 


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