緑の切妻屋根の家が建つ

60代も後半になり、ひょんな事から一人住まいの実家を建て替えることになりました。

黒潮をさかのぼって紀伊半島を巡る旅 2日目 トルコ記念館 潮岬

2018-04-17 10:18:03 | 日記
 本当はじっくり見たいところだが、今日の予定はあとトルコ記念館、潮岬があるので一通り見て、食事をして次に向かおうかと思ったら駐車場を出たところにあるレストランは1時半がオーダーストップとなっていて、しかも室内で工事をしているようだった。全然商売気を感じない、ウィークデイだからだろうか?仕方ないので朝食べる予定だった野菜果物ジュースとバナナとクリームをはさんだビスケットを車で食べて、次の目的地に向かう。トルコ記念館は紀伊大島という島にある。紀伊大島は砂州がつながって出来た半島から少し離れた島で、海中の橋でつながっている。トルコ記念館とは今から約125年前に日本に友好のためにオスマントルコから派遣されたエルトゥールル号が大島の灯台近くで座礁沈没した海難事故を大島の人たちが自分たちの生活を顧みず必死の救助活動を行い、それが日本とトルコとの友好の始まりとなったことを記念して建てられた記念館である。1985年のイラク危機の時に日本が救援機を送らないでいるところを自国民より日本人を優先して救援機をトルコた送ってくれたということだ。
 トルコ記念館を出て、もう少し先に行くとトルコの物産店があったので、トルコアイスを食べたがもっちりした感じだった。そしてもっと先に日本の灯台を設計した英国人技師のための官舎が100円で見学できるようになっていたので、100円払ってガイドさんの説明を聞いた。どうにか崖をよじ登って助けを求めたトルコの人たちがここで暖をとったという暖炉あとなどがあった。その後潮岬に行くと、タワーがあったけれどそこはもう時間でしまっていたのでその前の広い芝生をなるべく海側に行って写真をとったりした。するとちょっとした建物があったのでなんだろうと思って入ってみると、昔串本町の人たちがオーストラリアに白蝶貝などを採取に働きにいっていたのだそうだが、そのことを記録した展示がある記念館のような施設だった。過酷な労働や差別待遇などもあり大変だったようだ。潮岬灯台は駐車場だけで300円で中も見れないので、遠くから写真だけをとった。 
 潮岬から串本町の温泉施設にナビを設定すると、他にももっと近そうな道があるのに、元来た道を示すので、知らないところだからと思いナビに従ったが、ナビでは行けることになっている道も実際は進入禁止だったり、車一台が通るのがやっとの道が多く、ナビの地図を見ながら結局自分で判断してどうにか温泉に入り、そこで飲食店の案内パンフレットを貰い、ナビが上手く案内できないが、地図をみながら地元のファミレスみたいなところで、漁師丼を食べた。その後ちょっと飲み物でもと24時間営業というスーパーに行ってみたら、紀伊半島の先で交通の便が良くないせいか、商品価格が高めだった。その後2日目の宿泊地橋杭岩道の駅にいった。いよいよ初めての車中泊だった。もう暗くなっていたので準備をするのが結構大変だった。なんとなく道側に止めたら、夜遅くまで通る車の音と、足元にハンドルがあるのが邪魔でなかなか寝付かれなかった。

                     
                     
                     
                     
                     

黒潮をさかのぼって紀伊半島を巡る旅 2日目 鯨の博物館

2018-04-17 09:55:52 | 旅行
二日目の第二の目的地は鯨博物館である。2日目はとても綺麗に晴れ上がった日だった。海沿いを走っているのになぜ?というような山から湖になっているようなところに出会った。でもそれはどうも海水が入り込んでいる入江らしい、そんなところは今まで見たことがなかった。くじら博物館の駐車場はすきすきだった。着いて次の日の串本海中公園との共通券を2500円で購入し中に入ると入ったところは、お土産物の売店でそこに私と同年輩かちょっと上かな?と感じるような御夫婦がいて、「1時15分から鯨ショーがあるんだって、二人のための鯨ショーになるところだったけれど、これで3人だね。」と旦那さんの方が言った。旦那さんの方はつなぎを着ていて。熊野の方つまり地元の人ということだった。鯨ショーは売店を出て海の方の入江に作った生簀みたいなところで行われるらしい、また、その入江の景色がとっても素晴らしかった。山のようになったところに丸く穴があいていて向こうの海が見えたりする。鯨みたいな大きな生き物にショーをさせられるの?と疑問だったが、オキゴンドウというイルカと同じくらいの大きさで頭だけ鯨みたいな格好の鯨らしい、時間近くになると鯨がキューィ キューィという感じで鳴いているのが聞こえたが、最初は鯨ではなく笛かなんかの音かと思っていた。鯨ショーはもちろん餌を使って芸をさせるものなのだが、鯨が芸達者なのに驚いた。イルカはともかく鯨にあれほど芸を仕込めるとは思いもよらなかった。鯨ショーを見たあと、鯨やイルカ飲みの水族館へ行き、その後中の展示をいろいろ見たが、後ろ足が生えている鯨が見つかったという展示には驚いた。鯨は陸上の哺乳類で言うとカバに一番近いのだそうだ。陸上にいる頃の鯨の祖先の姿は、アリクイににていた。鯨ショーを見ている時から、お天気は良く晴れているのだが、少し寒いなーと思ったが、車にコートを取りに行く時間がもったいないので、外を歩くのは全部コート梨で回った。1時間後にはイルカショーがあり、イルカは鯨のしなかったボールを投げるなどの芸もやってみせてくれた。鯨やイルカのいる生簀の周りに行くと、結構狭い。こんなふうに狭いところに入れられてストレス溜まるんではないのかな、可愛そうだとおもった。