24、25、26は東京出張。
出張の間、労働法のレポートを書き上げました。
20時10分発のN700、参考図書の解雇以降を読みながら戻りました。
やはり、判例集を読むのはなかなか面白い。明日発送。ホッ。
土日で債権各論のレポートを見直しましょう。
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25日の夜は特に用もなく、東京単身赴任中に一緒に飲むことが多かった同僚と
阿佐ヶ谷へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/97/b0008daec1dd93ac3d331b21f15fb917.jpg)
いつもの居酒屋チェーン店で飲んだ後、初めて一緒に木の蔵へ。 (写真は木の蔵ではありません)
中央線沿いの街に住む彼も、
阿佐ヶ谷の庶民的でアットホームな居酒屋街は初めて。
「エーこんな通りがあったの。。」としきりに感心。
木の蔵で、シングルをイメージしてバーボンのロックを注文した彼の手元には、
トリプルよりもっと多く、
なみなみとバーボンが注がれたグラス。
酒屋さんだからか、注がれる量が多い。うれしいような困ったような。
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ホテルでテレビをつけると、小林多喜二(-1933年2月20日)の生涯を特集していました。
http://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/36.html (NHK)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E5%A4%9A%E5%96%9C%E4%BA%8C
労働法のレポート作成のため、必死になって書籍を読んでいた最中、
TVに見入ってしまいました。
これまでは、文学作品を読むより、数学や数値計算、技術書を読むほうに興味があったので
蟹工船で酷使される貧しい労働者達が群像として描かれている「蟹工船」のことは
名前しか知りませんでした。
彼が生きていた時代、過酷な労働を強いられ、国家権力によるリンチ殺人が
まかり通っていた時代は、ほんの少し前のこと。
それに比べ、労働法を通して見る、今われわれが生きている世界は、
法律によって、人権が手厚く守られた幸福の時代だ。
社会が変化し、労働環境が変われば、必ず労働者が幸せに暮らせるよう救済するための
法律が制定される。
今はまだ石油資源も潤沢にあるし、日本には戦争もない。
権力といえば、
会社を代表とする身近な組織の権力乱用や組織内の人と人の軋轢による人権侵害が問題となる程度で、
どうにもならない国家権力の横暴は、憲法により抑えられている。
いまが一番いい時代なのかもしれない。
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蟹工船は、こちらで読める。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000156/card1465.html