今年もまた、黄砂の季節がやってきました。
と言っても、最近では、秋や冬でも観測されるようになってきましたが・・・
また、過去ブログ(本ブログの最後に記載)でも書いたように、自由対流圏中の高度4~6kmでは、きわめて高い頻度で季節を問わずに黄砂が存在しています。これは、中国北西部の乾燥地帯で発生する黄砂が、低気圧活動とは無関係に漂っているもので、「バックグラウンド黄砂」と呼ばれています。
中国北西部やモンゴル共和国の乾燥、半乾燥地帯では、近年特に過度の耕作や放牧、地球温暖化の影響などで砂漠化が進んでいます。このために、黄砂が観測される頻度や量が増えてきているのです。
黄砂は中国や韓国でも観測されますが、日本列島に降り注ぐものは、これらと比べて次のような特徴があります。
・粒径ガ4μm(1μmは1000分の1mm)と極めて小さい。
・中国の石炭の燃焼等によって生じた二酸化硫黄を取り込んでいる。
・東シナ海や日本海上空を経由する際に、二酸化硫黄が酸化されて硫酸に変化している。
(硫酸は酸性雨の原因にもなっている。)
・黄砂には、石炭や石油等の化石燃料の燃焼時に発生する多環芳香族炭化水素(PAH)やニトロ多環芳香族炭化水素(NPAH)も含まれている。
(多環芳香族炭化水素類は、造血系障害や消化器系障害、発がん作用などを引き起こす物質)このことは、拙著「覇権大国中国が小日本を消す日」でも取り上げました。
黄砂による健康被害のリスクを減らすために、国立環境研究所の「東アジアの広域大気汚染マップ」サイトなどで、黄砂や大気汚染物質を確認して、外出を控えるとか、マスクを着用するなどの対策を講じることが必要です。
東アジアの広域大気汚染マップhttp://www-gis5.nies.go.jp/eastasia/air_asia_top.html
黄砂に関する過去ブログも参考にして下さい。
・季節はずれ?の黄砂に注意
・東アジアの大気汚染を気にせざるを得ない時代
・黄砂による有害化学物質の注意
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と言っても、最近では、秋や冬でも観測されるようになってきましたが・・・
また、過去ブログ(本ブログの最後に記載)でも書いたように、自由対流圏中の高度4~6kmでは、きわめて高い頻度で季節を問わずに黄砂が存在しています。これは、中国北西部の乾燥地帯で発生する黄砂が、低気圧活動とは無関係に漂っているもので、「バックグラウンド黄砂」と呼ばれています。
中国北西部やモンゴル共和国の乾燥、半乾燥地帯では、近年特に過度の耕作や放牧、地球温暖化の影響などで砂漠化が進んでいます。このために、黄砂が観測される頻度や量が増えてきているのです。
黄砂は中国や韓国でも観測されますが、日本列島に降り注ぐものは、これらと比べて次のような特徴があります。
・粒径ガ4μm(1μmは1000分の1mm)と極めて小さい。
・中国の石炭の燃焼等によって生じた二酸化硫黄を取り込んでいる。
・東シナ海や日本海上空を経由する際に、二酸化硫黄が酸化されて硫酸に変化している。
(硫酸は酸性雨の原因にもなっている。)
・黄砂には、石炭や石油等の化石燃料の燃焼時に発生する多環芳香族炭化水素(PAH)やニトロ多環芳香族炭化水素(NPAH)も含まれている。
(多環芳香族炭化水素類は、造血系障害や消化器系障害、発がん作用などを引き起こす物質)このことは、拙著「覇権大国中国が小日本を消す日」でも取り上げました。
黄砂による健康被害のリスクを減らすために、国立環境研究所の「東アジアの広域大気汚染マップ」サイトなどで、黄砂や大気汚染物質を確認して、外出を控えるとか、マスクを着用するなどの対策を講じることが必要です。
東アジアの広域大気汚染マップhttp://www-gis5.nies.go.jp/eastasia/air_asia_top.html
黄砂に関する過去ブログも参考にして下さい。
・季節はずれ?の黄砂に注意
・東アジアの大気汚染を気にせざるを得ない時代
・黄砂による有害化学物質の注意
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