環境と体にやさしい生き方

環境の悪化は生物系全体に大きな影響を与えています。環境と体にやさしい健康的な生活を考えるための新鮮な情報を紹介します。

震災を機に日本が世界を変える時

2011年03月22日 | 暮らし全般
東日本巨大地震は、地震・津波・原発事故の3つの大きな災害を引き起こし、その復興には目処すら立っていません。

被災された方の気持ちや置かれた環境を思うと、「頑張って下さい」などと言うのも憚られます。個人の努力だけでは如何ともしがたい厳しい状況下で、今後の生活も見えないままに生きていくことがいかに大変か、察するに余りあります。

しかし、グローバル化し何事も複雑に絡んだこの世界では、今後ますます誰にとっても予期しない災害や事件が増えてくるものと思われます。また、直接的な被災者、被害者にはならなくても、間接的な影響を受ける可能性はますます高くなります。


既に、震災に遭われた方々を支援しようと、個人や団体によるさまざまな取り組みがなされています。
また、これまでの日本の地道な海外援助等が評価され、多くの国や地域が日本への援助に積極的です。

このような状況を考えるとき、私たち日本人は今こそ一丸となってこの苦難を乗り越えなければならないと思います。
日本だったからこそ、この大震災を乗り越えられた」と評価される時が来るよう、私たち一人ひとりが現在の生活を見直し、貴重な資源の節約に努め、人とのつながりを重視する国へと転換するべきだと思います。
そのことが、混沌とした世界を変え、日本が世界に一目置かれる存在となるきっかけとなるかもしれません。

近年、化石燃料の高騰や枯渇を見据えて消去法的に世界が原発の建設に走り、日本はインフラ輸出の重要政策のひとつに原発輸出を推進してきました。しかし、原発技術の先頭を走る日本の深刻な事故で、その安全神話はいっきょに崩れてしまいました。
今後の日本のエネルギー政策は、自国だけでなく世界に大きな影響を与えることとなります。
その意味で、政治家には大きな責任があります。

それにしても、全体を把握して決断を下すべき一国の首相が、被災地を一度ならず二度も視察(天候悪化を理由に急きょ中止)することは大いに疑問です。
統率すべき重要な立場にある人は、軽々しく動くことを慎み、判断するに足る信頼性の高い情報をいかにして集めるか、そのシステム作りにエネルギーを注ぐべきです。
震災を機に変えるべきもっとも重要なことは、さまざまな危機管理に対応できる政治システムかもしれません。


放射能漏れの対策は・・・

2011年03月12日 | 環境問題
東北地方太平洋沖地震に関連して、福島第1原子力発電所で爆発音と白煙が確認された模様です。
現時点では、原因は調査中で詳細は不明ですが、年間の許容量を1時間で浴びるほどの放射線量が観測されているようです。

一番恐れるのは、このことがパニックを引き起こしてしまうことです。
しかし、できる範囲で個々で予防措置を講じることが重要です。

もっとも注意すべきことは
・できるだけここから遠ざかること。
 政府は10km圏以遠に離れるようにと報道しています。
 また、10km圏外でもできるだけ屋内にとどまるよう喚起しています。
・いたずらに外に出ない。(外気に触れない)
・屋内に居ても外気をシャットアウトする。
・外出から帰ったら、汚染されていると考えられるものを部屋に入れない。
・絶対に雨に触れない。
・汚染された水や食べ物を口に入れないようにする。
などです。

次のブログが参考になります。
ブログ:日本人は知ってはいけない。ないしょの話。
    テーマ:福島原発
    http://cosmo-world.seesaa.net/article/190199788.html

書籍は下記が参考になりますが、残念ながら在庫がないようです。

放射能で首都圏消滅―誰も知らない震災対策
クリエーター情報なし
三五館