ペタンク爺さん

ペタンクで遊ぼうよ!で20年

今日一日篭さんになる

2013年07月20日 19時50分06秒 | ペタンク爺さんの一日
小学校時代、わが故郷の小さな町に竹かごやさんが二軒もあった、どちらも同級生の男の子がいて遊び友達でもあった、戦時中なので生めや増やせで子沢山の家庭が当たり前で、親は子供一人一人に関わって遊ぶなんてことは皆無で、必然的に子供中心のグループが出来上がり年長の子供がリーダー役で良くグループで朝から晩まで遊んでいた、学校から帰ってから勉強した記憶がない。
遊び道具は全部手製作り上げた、野球は三角ペースだったがボールは芯にコルクを入れ綿を入れ布で縫い合わせ丸く作っていた、グローブは5本指なので少し難しく母親の手助けを受け完成させていた、バットは垂木を利用しナイフで丸めていたことを覚えている。
今の様にサッカーは殆んど目にすることは無かった、夏になると道具の要らない水泳が一番だった、ただ近くには安全な海水浴場が無く滅多に海で泳ぐチャンスは無かった、町の中にはいたる所に防水プール(非常用防火用水)があり大きさも5×5m程で深さは2mもあったが、子供たちの最高の遊び場だった、今考えると汚く夏にはボウフラも湧く酷い所で泳いていたと思ってるが、何といっても此の防水プールで泳げるようになっているので忘れられない思い出です。
たまたま、竹かごやの友たちと子供だけて隣町の海に海水浴に行った、夕方になり友人の兄の行方不明になっているのに気が付き、皆で探したが日が暮れそうになっても見つからなかった、友人一人を残し町に戻りそのことを告げている、大騒ぎになった事を覚えている。
友人は、帰らず兄の名前をいつまでも呼び続けていた風景は今でも目に焼き付いている悲しい出来事だった。
物作りは、多分遺伝だと思っているそんな修業はしてないが完成度の高いものは別として、器用さは親譲りで物づくりの楽しさを今でも続けている。
久しぶりにPPバンドで篭作りを始めた、必用にかられて小さな篭を作り出し一日で3個完成させる、今最盛期の木苺採りに使うべく急遽作成、ついでに葡萄狩りや何か上げる時の入れ物に使うつもりだ。
昔の篭屋さんは根曲り竹を使い買い物かごは無論色々な物を作っていた。
懐かしい風景が蘇える。

製作中
製作中02
完成品
01
02
03


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1 コメント

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Unknown (ぺたんこ)
2013-07-21 17:07:30
すごい技術だね!
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