OLシャッフルしても良いのではないかと

　PIT戦後からKing DunlapがLTのファーストチームに昇格し、Andy ReidはNE戦はDunlapがスターターになると記者会見で答えています。

　ここで一つ考えたのですが、Todd HerremansもLT,RT両方でのプレイが有りますし、Dunlapも左右両方でバックアップを勤めていました。
　Michael Vickが左利きなので、背後を守るのはRTになるのですけれど、Vickは背後を守るよりも、逃げ道の前を確保した方が上手く行くと思うのです。HerremansをLTに入れて、DunlapをRTにする。パスプロ専用のDunlapをRTで使い、チームのOLで能力の高いHerremansとEvan Mathisを左に並べる、それなりに成功した去年のOLと同じ形を再度作るにはDunlapを右に入れた方が良いと考えるのです。
　Demetrius Bellは多分LT専用でしょう、DunlapとBellを競わせて、Herremansは右でDanny Watkinsと並べる。BellとDunlapが高いレベルで争っているのであればそれで良いのですけれど、Dunlapに平均以上の能力が有るとは思えません。素材は一流と言われてきた未完の大器が開花したのであれば良いのですけれどね。



　TE対策でもう何年も解答を得られないディフェンス陣。今年どうなるのかがNE戦で見れるでしょう。
　Mychal KendricksがSLBに入ります、5-11とサイズが無いKendricksがTEに対して高さの不利をどうカバーするのかをこの試合ではじっくり見ることが出来るでしょう。
　WLB争いをしているJamar ChaneyとBrian Rolle。高さは有りますが運動能力に欠けるChaneyと5-9と高さに致命的な問題が有るものの、足の回転は素晴らしいRolle、どちらがWLBとして相応しいのか。特にパスカバーに問題が有るChaneyがどれだけTEに付いていくのかはスターターを奪うのに重要です。
　そして、DeMeco RyansがMLBとしてTEを見るのかもしれません。その際にアキレス腱の怪我の後遺症がどれだけ運動能力に影響しているのか。
　LB陣がTEを抑えられるのかが今年も課題になります。正直S陣は去年以上のTEカバーはしてくれないでしょう。
　去年はプロボウルCBを3枚揃え、ニッケル隊形でTEをCBが見る事も多かったのですけれど、Asante Samuel放出でニッケルLBのサイズが小さくなりました。今年はTEのカバーにCBを使う事は減るはずです。

　NEにはRob GronkowskiとAaron Hernandezが居ます。リーグ最高のレシーブ型TEを2人揃えるNEを抑える事が出来るのか、今年のディフェンスが見えるはずです。
　GronkowskiをKendricksが見る事が出来るのか、ここであまりに簡単に打ち破られるようだとシーズンが始まる前に今年もダメか、と思うことになってしまうかもしれません。



　NE戦欠場はJason Babin,Riley Cooper,Mike Kafka,Casey Matthewsと変わっていません。PIT戦を欠場したJeremy Maclin,Trent Cole,Cullen Jenkin辺りの選手がプレシーズン初戦を迎えます。