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OLに2巡を使うかなあ

2024-04-19 19:13:14 | イーグルス
WR A.J Brown  DeVonta Smith  DeVonte Parker  Britain Covey  Parris Campbell
他NFL実績のないPS要員多数

 速いけど、DB抜き去るけど、その後どフリーでボールを落とすQuez Watkinsとさようなら、スーパーボウルであのパス取ってたらなあ・・・・・・
 Olamate Zaccheausも1年でWASに去りました。小兵でしたけど居てくれてよかった。

A.Jですが、1450ヤードを2年連続で越えてパスオフェンスを牽引しました。コーチ陣と揉めただのいろいろ有ったようですが、それを差し置いてもリーグトップのWRで間違いありません。

DeVontaも2年連続1000ヤードを超え、23シーズンは73%のパスキャッチ率を記録しました。24年はスロットWRに入る予想も有りますが、外の方が耐久性考えても良いと思います。

DeVonteは大きいけど横に動けないベテランなのですが、どーせ奥に投げないのであればサイズがある方がHurtsの好みな気はします。

Cambellは40ヤード4.31をコンバインで叩きだしたのですよね、怪我続きで1年間稼働したのは22年だけ(623ヤード)去年はNYGで104ヤードに終わっています。スピードが失われていないならばWatkinsの代わりになるかもしれません。

 この4人がWRとして実績がある選手ですリターナーのCovey以外の残り全員足しても1レシーブです・・・

Coveyは平均以上の記録を残していますし、リターナー留任で良いと思います。

 3番手WRが不在なのを放置したRosemanですから、今年のドラフトでWR取るの???という気もします・・・あと53位で取れそうなWRは例年の2巡の真ん中よりレベル高いと思いますが、120位とかで取れるような下位のWRは笑えるくらい人材不足に見えます。


TE Dallas Goedert  Grant Calcaterra  Albert Okwauegbunam  C.J Uzumah Noah Togiai

 2番手を3年間務めたJack StollはRFAのテンダーオファーを貰えずに移籍しました。

 怪我も有りましたが590ヤードに終わったGoedertですが、まだ一流です。Goedert自身がZach Ertzの居るチームに指名された時と似た状況です。2巡でTE行く状況じゃないですけど、ピークが過ぎつつある年齢に差し掛かりました。

 2番手争いは実績でUzumahですかねえ、CINで長年スターターを務め、22-23はNYJに移籍、300ヤードくらいのレシーブを記録する270ポンドのブロック型TEです。

 23シーズンはOkwaueebunamが(出場した4試合は)23%、Calcarraが15試合で12%のプレイタイムのようです。4巡でDENとトレードして手に入れた未完の大器か怪我が無ければ3-4巡指名も有った苦労人か、どちらが残りますかね。

 TEのドラフト指名はUzumahの獲得で確率は減りました。

OL Cam Jurgens Landon Dickerson  Tyler Steen  Jordan Mailata  Lane Johnson  Matt Hennessy
他PSに居るような人たちがたくさん

 Jason Kelceが引退、Sua OpetaがTB、Jack DriscollがMIAに移籍した事で、23シーズンのアクティブなOLが3人抜け、デプスに問題が出ています。

 怪我、RGと2年過ごし3年前にKelceの後継者で取ったJurgensがCに入ります。同じことは出来ませんが、似たような事は出来るはずです。

 DickersonとMailataの左は崩れないけど大きく押せず(普通には押せる)でしょう、心配いりません。

 Laneもリーグ最高のRTだった22年と比べるとかなり落ちました・・・がまだトップクラスです。でもスピードについていけずに抜かれる場面が増えました。

 OTが無理そうでOG専任になりそうなSteenですが、一番伸びる1年目のオフシーズンにどれだけパワーアップするのか?に期待する所も有るのですけれど、4-5巡候補を3巡の頭で取った期待からするとちょっとイマイチな1年目でした。1年鍛えてKelceの穴を埋めるプランは厳しいかなあ・・・・・・

 唯一のバックアップになるのがHennessy。ATLで20年から3年プレイし22先発、23年はキャンプで膝を怪我してIRで過ごしました。C/Gですし、Steenがダメならそこに入る事もあるでしょう。

 他、何年もOL最後の一人とPSを行ったり来たりしてるのが数人います。Fred Johnsonは去年のプレシーズンゲーム良かったですけど、9番目候補くらいですかね・・・

 もう一人、OLは必要です。今度はLaneの後継者が。または、まーた2巡でOG取るのかよ!になるかもしれませんけどね。RT要員ならOGで使えるでしょうから、6-3くらいのOG取るなら6-6くらいのOT取って欲しいです。


あんな急停止されてモチベーションなんか有るわけないだろ

2024-04-18 09:26:05 | イーグルス
 シーズン後半の急停止、プレイオフでの情けない敗戦。相手のミスで拾った試合も有りましたが10勝1敗の前半戦からどうしてこうなってしまったの?そんな2023シーズンでした。
 OC,DCの引き抜きによる戦術的な後退(と言うか、シーズン中の戦術更新の失敗ですかね)リーダーシップ・人柄が売りだったJalen Hurtsが連敗中にロッカーロームでチームを統率できなかった事、素行不良に目をつぶって獲得した選手を増やしたことで負け始めた時にメンタル的な悪影響が出たのかもしれません。

 オフシーズンにOC.DCを交代しました。DALとLACでOC経験のあるKellen MooreをOCに、1005年から20年DCとしてのキャリアを積み重ね2019年からからDENでのHC生活はあまり上手く行きませんでしたがDCとしてのキャリアは素晴らしいVic FangioをDCに招聘しました。
 手堅い実績あるコーチを呼んだことは良いやり方だと思いますが、HC Nick Sirianniの意思よりもGM Howie Rosemanの意思による人事に見えるのは少し懸念材料ではあります。

 選手の動きとしては、Jason KelceとFletcher Coxが引退、Hasson Reddickをトレードで放出(24シーズン終了後にFAで放出して26年の3巡を補填ドラフト権で貰うよりも、2巡になるであろう条件でトレードしたのは正しいとRosemanは主張してるらしいですけどね。戦力低下のマイナスはどーする)長年チームを支えた選手をついに入れ替え再構築と言うか来るべき時が来た感が有ります。

 高給取りを放出した事とキャップ枠の増大でFA戦線は活発に動き、NYGの大黒柱RB Saquon Brakley、去年NYJで10サックを記録したLB/DE Bryce Huff、元1巡5位指名のLB Devin Whiteと補強、DETにFAで移籍したものの怪我でほぼ試合に出ていないCJGJも帰ってきました。
 
 
QB Jalen Hurts  Kenny Pickett  Will Grier  Tanner McKee
 まずはHurtsですが、肩の怪我でディープに投げれなくなった22シーズン後半、怪我は治ったと帰ってきた23シーズンでしたが、下手すればアンダースローにも見えかねないサイドスローっぽい投げ方のディープを投げるようになりました。最近はブロックされないように高い所で投げなさいという指導よりもボールが落ちる場所をコントロールできるなら投げ方気にしない感じではありますけどね。球速が遅くてSの待つ中央側には投げられずサイドラインでの1対1でしか投げない感が増しました。1試合に1回Quez Watkinsに30ヤードを放り込む威嚇(どうせ捕れないんですけど)のようなパスが無い事が23シーズン後半ランを徹底的に止められた原因と考えています。肩を考えての優しい投げ方なのでしょうけれど、20ヤードをしっかり投げれなければ、今後もオフェンスの手詰まり感を打開する野に苦労するでしょう(だからSaquon取ったのですが)

 今年の3巡と4巡を入れ替える事でPITの元1巡指名Pickettを獲得しました。Marcus MariotaがWASに行った事で2番手の補強をしています。
 先発した試合は2年連続で7勝5敗、パス成功率も62%で悪くはない、バックアップとしてはMariotaと同じ感じでしょうかね。数字よりも印象が悪い選手ではあるのですけれど・・・

 2019年CARの3巡指名から5年間で5チームを渡り歩いたGrierの出場経験は19年DALでの2試合先発だけです、パス成功率54%で4INTの数字でした。DAL時代にMooreの指導を受けている事からの獲得でしょう。

 3番手を争うMckee、去年のプレシーズンの印象はコーチ兼任の2番手で長くリーグに居るタイプかな。でした。Moore人脈に押し出されるかもしれませんけれど・・・

 Hurtsの復活は肩からなのかメンタルからなのか、視野と判断の悪さからなのか。ここらの複合的ロングパス投げるのコワイコワイ病をどう克服するかです。リーグ屈指と言うか、DeVontaの契約更新でリーグ最高給コンビになったレシーバーが居るのに20ヤード以上のロング投げないQBつかうくらいなら、リーグ20位くらいの中庸なQB持ってきた方が良いかもしれません(去年後半は本気でそれくらいの事を考えていました)競り合えば負けないA.J Brownが居るのに投げないんじゃ始まりません。
 あと、エンドゾーン内を横切る選手に投げられない判断の悪さ(これもメンタルなのか低めのリリースが原因なのか)これ治さないと、リーグでも最上級のアンダーニース職人になりえるDeVontaがかわいそう。

 
RB Saquon Brakley  Kenneth Gainwell  Tyrion Davis--Price Lew Nichols

 D’Andre Swift、Boston Scott,Rashaad Pennyと3人をFAで失い、Saquonを獲得しました。尻すぼみに終わりましたが1000ヤード走ったSwiftを引き留めず、3番手としてならチームに居る価値の有るScottはドラフト後に呼び戻される可能性は有るでしょう。個人的に期待していたPennyは使われませんでした・・・

 22年に1288ヤード走ったMiles Sanders、去年のSwiftと2年連続1000ヤードラッシャーを放出、6年で3回しか1000ヤードを超えていない、平均ヤードは4.3ヤードに過ぎないSaquonに大金を払いました。OLの能力を考えれば、EaglesのRBはヤード数2割引き、Saquonは2割り増し(ここ2年は改善されてきましたけどね)くらいでもいいのかもしれません(同地区全部DT重視しすぎてるし)能力の絶対値としてリーグトップ5ではすでにないと思います、が、健康で有れば1200ヤードは走れる能力を持ち、徹底マークされていても一人くらいのタックル切って進むような期待をさせてくれる大物ではあります。(RBの費用対効果にこだわってきたように見えるRosemanがついに非効率な選手取ったなという気持ちなのですが)Hurtsにスクランブル対策のスパイつけさせないとか、RPOではない普通にランでヤード稼げるパワー系ランと両方出来るタレントが欲しかったとかなのでしょう。

 Gainwellは2.5番手として優秀、2番手だと微妙、4年目もこの位置でしょう。

 PSからの2人はキャンプ要員。Scottの再契約かドラフトで1人取るか・・・モックドラフト回してると6巡2個有るし、そこで一人くらい良いのが残ってると良いなあ。くらいなのですよ(他に取らなきゃならないポジションが多いと言う事です)

元オールプロS加入

2023-10-24 22:58:12 | イーグルス
 7週目のMIA戦は31-17で勝利し、6勝1敗でNFC1位に復帰しました。

 MIAのCBが2枚欠場でしたから、普通にやれば負けない試合とは思っていました。結果的にチップされてのINTも有りましたが、普通にオフェンスは進みました。
 Jalen Hurtsは先週に比べれば落ち着いたプレイでした。ランが普通にしか出ずに(D’Andre Swiftが平均4.1ヤード)パスで進む試合になりました。A.J Brownのスーパーキャッチも有りましたがオフェンスの牽引が出来た試合でした。

 OLはSua Opetaが押せないプレイが見えました。バックアップなので仕方のない部分ではありますけれどね。

 イージーなドロップが見られたDeVonta Smithが復調傾向なのは良い事です、ハムの怪我も有りましたが調子が上がる事を期待します。
 新加入のJulio Jonesは短いの一回だけのレシーブとなりました。2-3週後に機能すしてくれれば上出来くらいに考えておきます。

 Hasson ReddickとJosh SweatのDE陣が今年一番派手に活躍しましたね。システム的なバランス調整をしてきたのかもしれません。

 スピード抜群のWR陣相手に、Sのサポートにタレントを欠いていたCB陣はまずまずがんばったと思います。スピードに振り回される時も有りましたが、それでも破綻しなかったのはMIAの破壊力を考えれば上出来ですね(ベテランCBコンビはスピードが課題ですし)

 
 さて、ここでトレードが成立しました、2024年の5.6巡指名権とTerrell Edmundsと交換でKevin Byardを獲得しました。
 Middle Tennessee大出身でドラフト時は5-11 ¼ で212ポンド、40ヤードは4.46(ProDay)2016年の3巡指名でTENに入団、2017、21年にAP AllProに選出され、16-22までの7シーズンで27INTを記録しています。
 今年も全試合スターターで出場していますが、今の所INTもPDも記録していません(47タックル)パスを投げられた時のQBレーティングも21,22シーズンに比べて悪化しています。30歳になりましたし、機敏さと言う点で少し落ち始めているのかもしれません。とはいえ、トレードの駒になったEdmundsよりは機敏さで勝っているように見えますしアップグレードになるのは間違いないでしょう。欠場が続いているReed Blankenshipとコンビを組めばもともとリーグベストのCBコンビを持って居るDB陣全体でも上位になるはずです。CJGJを放出した穴がこれで埋まれば、去年同様のリードしてパス投げされたら勝ちのパターンが確立するでしょう。

ランアンドシュートって言うかスプレッドって言うか・・・

2023-10-19 10:17:16 | イーグルス
 6週目の@NYJ戦は14-20で逆転負け、5勝1敗となりました。

 Lane Johnsonが負傷退場、Jacl Driscollが出場しました。
 これまで対戦相手を圧倒してきたOLがもともと強力なNYJのDLに劣勢に立つことになりました。
 D’Andre Swiftが10回で18ヤードとランを完全に抑え込まれる事になります。これまで150ヤードペースでランを出し、試合後半のタイプキープをしてきた訳ですが、今年初めてOLが敗北すると同時に攻め手を失ってしまいました。

 レッドゾーンでのTD率の低さ、同時に試合を決定する4QのINTの場面。2週前から感じていた事なのですが、今年のオフェンスがランアンドシュートに近い特性を持って居るように思うのですよね。
 レシーバーは縦に走るの中心(だから今年は定期的に30ヤード前後のロングが出ます)スイングするRBへのパスでQBへのプレッシャーを軽減させる。試合後半はOLの強さを活かしてランを出していく。
 これが上手く回っている時は強いのですよ。ただ、Jalen Hurtsの欠点なのか、コーチ陣が嫌がっているのか、アンダーニース(DLの裏側LBの守る地域)を横切るレシーバーへのパスが今年は(今年も)極端に少ないです。奥にスペースの有る時にはレシーバーの優秀さを活かして縦一発の怖さをチラつかせる事が出来ますが、奥が無くなるレッドゾーンだと密度の濃いパスディフェンスになります。この時に有効なのが、高さになりますが、今のEaglesにはDallas Goedert以外に高さのあるレシーバーが居ませんからねえ・・・

 DeVonta Smithって本来、縦に走るよりも、10ヤードくらいで90度曲がって横切るインアウトのルートに持ち味があるレシーバーなのですが、それが出ていません。レッドゾーンでSの守備範囲の隙間に入り込むような動きが得意なはずなのにやらせてもらえていません。

 これは推測なのですがHurtsがDLにブロックされるのを極端に嫌がっているのではないかと思うのですよねえ。そこそこ長いボールは右左真ん中散らすのですが、短いパスってOLとDLの戦う範囲の外ばっかりでDLの頭の上を超えるショートはほとんどないと思います(検証する時間ないのですけどね・・・)
 これが、レッドゾーンでの得点力不足の原因だと思います(OL最強でランが出てるのにTD取れないって普通じゃないですからね)
 INDから1年だけ来たZach Pascalのような高身長ポゼッションレシーバーが得点力改善には必要だと思います。と言うか思っていたらJulio Jonesと契約しました。DeVontaを上手く使えないチームがJulio使えるのかな?と疑問も有りますが、10-15ヤードくらいの隙間を埋める選手として有効な打開策になるかもしれません。もちろん、DLの上を超すのを嫌がっているように私は見ているので、(レシーブヤードはそれなりに出たとしても)レッドゾーンでのTD率にはあまり貢献しないかもしれません。

 4QのINTは待たれていました、縦に走らせてオーバーショルダー気味に投げてA.J Brownが体を入れて捕る。ワンパターンが過ぎました。あの場面でレシーバーが横に入ってこないと見切られてしまうとあの形の事故が増えますね。


  Lane Johnsonの穴ですが、致命的な怪我ではなく、今週のMIA戦は欠場しても数週間という感じではないようです。Eaglesの伝統的に、試合中にOL入れ替えた場合致命的な穴になりますが、欠場が前から決まっている試合のバックアップOLはそこそこがんばってくれる(そうなるように準備する)のは得意なコーチ陣なので、なんとかしてくれるでしょう。


 S陣の怪我も積み重なっていますし、CBも欠場者が増えましたね。2-3週程度の怪我が多いようなので何とかやりくりして欲しいものです。ただ、MIAはCBとSの引継ぎが必要な速いレシーバー居ますからねえ。個々の能力も連携と言う意味でも苦戦する事になるでしょう。

 OLが圧倒しないと勝てない、となってしまうと強力なDLのチームに勝てない。になってしまいます。
 Hurtsがアンダーニースを横切るDeVontaに7ヤードを投げる場面が増えていくか。全員縦に走ってどこかに投げる、のパターンから脱却できるか。この2点をMIA戦では見たいと思います。
 まあ、横切るレシーバーにパスを合わせられないのがHurtsなのですけれどそこは練習してもらいましょう。・

CuppもGoedertも止まらない

2023-10-10 06:19:30 | イーグルス
 5週目の@Ramsは23-14で勝ちました、5勝0敗となります。

 最初のレッドゾーン侵入時にレッドゾーン内に入った時のTD率がリーグで24位とかなり低いデータが出ていましたが、この試合も6回レッドゾーンに入って2TDと決定力の無さを見せる事になりました。最強OLなのにインサイドのランとオフタックルのランを使い分けが上手く行かなかったり。レシーバーのサイズが不足している面もありますが、A.J BrownにDeVonta SmithとDallas Goedertのレシーバー3人はリーグベストのユニットなのに、パスパターンが単調すぎるか凝り過ぎるかのもっと普通で良いのに・・・と残念なプレイコールに改善がないですね。
 本当にTD取りたかったら、もっとJalen Hurtsのドローやブーツからのランを使えば良いのはわかっているけれど怪我をしない事を優先している。そういう面も有るとは思いますけれどね・・・

 Hurts保護という点で、この試合は今年の5試合で一番Hurtsのランを使った(スクランブルで無理をした)試合となりました。いくつかのプレイではヒットされましたし、無理をする局面の判断もどうなのですかねえ。


 怪我人が出ている中、Cam Jurgensの代役Sua Opetaが予想以上のプレイをしてくれました。随所でJason Kelceのヘルプを受けてはいましたが、破綻する事なく穴を埋めて居ました。

 Fletcher Cox不在でプレイタイムを増やしたJalen Carterも2サックとルーキーオブザイヤーの最有力の地位を確立した印象です。
 パンチ一発で薙ぎ払う、正面から押し込む、スピンでOLの懐に入り込んで手を出したらホールディングの状況を作り出す。パワーとクイックネスとバランス感覚、ランプレイでアンカーになる部分は改善の余地があると思いますが、体重が前に乗ったプレイはリーグのトップクラスDTに肩を並べています。

 Jordan Davisは340ポンドですし、スタミナに難しい所が有りますかね、プレイタイムはそれほど増えませんでした。意図してやっているのでしょうかね、この試合ではスクリメージから20cmくらいですかね、下がってセットして立ち合いで良い場所を取られないように、または1歩目ではなく2歩目でぶち当たるように(相撲でも押し相撲タイプは後ろから助走つけるの見ますし)何らかの意図をもってやっているのでしょう。DL対OLは1対1の相手の力量も考慮する必要は有りますが、プレイの安定感が今年1番だったように思えます。

 プロボウル常連なので抑えるのは難しいのですけれど、Cooper Cuppを全く抑えられませんでした。最初はMario GoodrichをNCBで使いましたが歯が立たず、契約したばかりのBradly Rubyを付かせたり、ルーキーEli Ricksを使ったりして、最終的にはLBのNicholas Morrowをサイズとパワーを考慮してか付かせる事になりました。結局Morrowはスピードで負けて常に後ろをついていく形で誰が付いても完敗でした。
 ビックニッケルのようなCB/Sを使うのが良いとは思います、Kelee Ringoのようなサイズと縦のスピードを持つ選手を使いたいところですが、横へのクイックネスとボールが落ちてくる場所の判断が悪いのが原因でしょう、インアクティブとなっています。

 キャンプでの練習を休みがちで調整が遅れていたHasson Reddickが先週1サック、この試合では2サックと数字を見てもプレイを見ても加速力を活かす為に必要な押し込んでから離れるReddick独特の動きが戻ってきました。

 決めきれない得点力、NCBとSのタレント不足、課題は残り続けていますが、5連勝です。後半きついスケジュールのなか、貯金を貯めている結果は素晴らしいです。シーズンエンドを出さずに勝ちを積む、今のチームに必要な事をしっかりやってくれている事を評価しましょう。