なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

地震前の「動物の異常行動」が遂に解明! 地震の8日前にネズミは姿を消す!?

2015年04月10日 21時38分08秒 | ブログ

地震前の「動物の異常行動」が遂に解明! 地震の8日前にネズミは姿を消す!?

■地震の8日前にネズミの姿が消えた!

 英アングリア・ラスキン大学のレイチェル・グラント博士、SETIのフリードマン・フロインド教授、ブラジルの地震研究機関(CRAAM)のジャン・ピエール・ロウリン教授らの研究チームが先頃「Physics and Chemistry of the Earth」に発表した論文は、大地震の前に起った動物たちの行動の変化を解説している。

 分析の対象となったのは、南米・ペルーの「ヤナチャガ・チェミレン国立公園」の各所に設置された動体検知カメラ(motion-triggered camera)が2011年に記録した貴重な映像の数々である。

 2011年の8月24日にペルーのコンタマナでマグニチュード7.0の大きな地震が起っており、その地震の前にこのチェミレン国立公園の動物(鳥類を含む)たちが普段とは違う行動をとっていたことが、これらの映像を分析することにより判明したのだ。

 動物たちの動きに最大の変化が見られたのが、地震の日から23日前の8月1日だったという。この日は自然公園内の動物たちの慌しく移動する姿がそれぞれのカメラに5件から15件ほど記録されたということだ。

 次に動物たちが活発に動く姿が確認されたのは地震の8日前の8月16日で、なんとこの日を境に地震後もしばらくは山ネズミなどのげっ歯動物は付近から完全に姿を消してしまったという。この2つの"大移動日"の間(8月2日から15日)は、不思議なことにそれほど動物たちの移動は活発ではなく、この期間中に各カメラが捉えた動物の姿は5件以下程度であったということだ。

 そして驚くべきは、地震の直前の1週間の間はカメラに検知される動物の姿は激減し、7日間のうち5日間はどのカメラにもまったく動物の姿が収められていなかったという。これはいったい何を意味しているのか......。

■"大移動"の引き金は「セロトニン症候群」だった!? 

 これらの動物たちの映像を分析する一方で、研究チームは震源地の周囲で記録されたVLF(超低周波)電波データも解析し、動物たちの行動と関連づける試みを行なった。

 当時のVLF電波のデータを調べていくうちに、地震の2週間前から空中のイオンと自由電子(free electrons)の増加が認められ電波に影響を及ぼしていたことから、現地上空のイオン圏に乱れが生じていたことが突き止められたのだ。イオン層に特に大きな乱れが生じていたのが地震の8日前の8月16日で、これは動物たちの2番目の"大移動日"と重なるのだ。

 地球を覆う成層圏の上部にあるイオン層の乱れはそもそもどうして起るのか? それは地震の前に起る地殻変動で地表から大量に放出される陽イオン(positive ions)に起因すると考えられている。そして大気中に増えた陽イオンは人間を含め動物たちに多大なストレスを与えて異常な行動へと駆り立てるということだ。

 その典型が「セロトニン症候群(serotonin syndrome)」と呼ばれるもので、陽イオンの影響で血中で増加したセロトニンにより、落ち着きを失う、興奮する、じっとしていられない、思考と行動が混乱するなどの症状が現れるということだ。そしてこの症状が、動物たちの"大移動"の説明になると研究チームは解釈している。また、起伏に富む国立公園内の標高900m付近に設置されていた動体検知カメラから動物たちの姿が消えたのは、動物たちが陽イオンの濃度が薄い低地へ移動したためであるということだ。地震前の動物たちの異常な行動は決して神秘的な"予知能力"ではなかったということが、今回の研究から導き出されるかたちとなった。

■短期地震予測に大きな希望

© TOCANA 提供

 もちろん陽イオンによるセロトニン症候群は人間にも起りうるのだが、残念ながらやはり人間は感受性がかなり鈍っているのか、若干の体長の異変に気づいたとしてもそれが地震の前兆であるとは思えないだろう。そもそもほとんどの人間は社会生活を送っているため、急な"大移動"も極めて難しい。

 その点、動物たちは異変に気づけば躊躇なく"大移動"することが確認されたことになる。「(ネズミなどの)げっ歯類は"超高感度"な生物なんです」と研究チームのグランド教授は「Daily Mail」の取材で言及している。そしてネズミの行動を地震予測の指標にするという昔からの知見は正しいことが証明されることにもなった。

 研究はこの後、地震前に起きる動物たちの行動をより詳細に分析し、実際の短期地震予測に応用できる可能性を追求する段階に進むということだ。当たらないことで有名な(!?)地震学による地震予測だが、全く別の分野から地震を予測できる可能性が見えてきたのは社会にとって大きな希望になることは確かだ。


ペットボトルキャップ回収NPO、寄付を停止していたと謝罪 「方向転換を連絡せず、誤解招いた」

2015年04月10日 20時25分25秒 | ブログ

ペットボトルキャップ回収NPO、寄付を停止していたと謝罪 「方向転換を連絡せず、誤解招いた」

ペットボトルキャップ回収NPO、寄付を停止していたと謝罪 「方向転換を連絡せず、誤解招いた」: エコキャップ協会の謝罪と説明=Webサイトより© ITmedia ニュース 提供 エコキャップ協会の謝罪と説明=Webサイトより

 ペットボトルのキャップを集めてリサイクルすることで世界の子どもたちにワクチンを届けるという運動を進めるNPO法人「エコキャップ推進協会」が、1年半前からワクチン代を寄付していなかったとして、「結果的にエコキャップがワクチンにならなかった」として謝罪するコメントをWebサイトに掲載した。

 「使い道の方向転換を図った事実を連絡しなかったことが今回の誤解を招いてしまったと反省している」という。今後は「国境なき医師団」などへの寄付を行うという。

 この問題では、同日付けの朝日新聞が、同協会がキャップの売却益があるにもかかわわらず、ワクチン代を寄付していないことが分かったと報道。記事によると、同協会の矢部信司理事長は事実関係を認め、「(キャップを集めている協力者を)裏切り申し訳ない」と話したという。

 同協会は、一般から集まったキャップはリサイクル業者に売却し、売却益の一部を認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会」(JCV)に寄付してきた。だがJCVは昨年12月、同協会の寄付が2013年9月以降ストップしていることを明らかにし、「ペットボトルキャップを集めてくださっている支援者のみなさまの善意や信頼に背くもの」として再三呼び掛けたが、善処されなかったとして説明を求めていた。

 同協会はWebサイトで、JCVへ寄付が滞り、「結果的に皆様のエコキャップがワクチンにならなかったこと、またそれをご報告しなかったことを深くお詫び申し上げます」と謝罪し、今後について説明した。

 13年度まではJCVに寄付したきたが、「ポリオの撲滅が99%達成されている」として、「次にどの様な方法で社会貢献させていけるのか考えた」という。この段階で報告しなかったことが「誤解を招いてしまった」という。

 この結果、障害者施設との連携によるキャップリサイクルの推進と、「国境なき医師団」への寄付を今後の柱に考えているという。国境なき医師団へは国際ロータリーを通じて寄付するとしている。また「このほかにも、エコキャップで得た売却益は国内外にこだわらず皆様に納得いただける使い道を考えていきたい」と説明している。


1日8時間以上の睡眠が脳卒中リスクを上昇! 急な睡眠増加は発症の予兆?

2015年04月10日 09時45分01秒 | ブログ

1日8時間以上の睡眠が脳卒中リスクを上昇! 急な睡眠増加は発症の予兆?

© Health Press 提供

 春眠暁を覚えず。気候の変化に体が追いつかないせいか、春は目覚めてもベッドでゴロゴロしたくなる季節だ。

 美容や健康のために「理想の睡眠時間は8時間」ということはよくいわれる。だが、なかには「もっと長く寝ていたい」と思っているロングスリーパーもいるだろう。

 実は「8時間睡眠」には根拠がない。それどころか、成人が8時間を超えて寝続けると、脳卒中になるリスクがグンと上がってしまう。そんな怖い報告が、先日発表された。

約1万人を対象に9年半にわたり調査

 この研究結果は2月25日、英・ケンブリッジ大学の研究グループが、米神経学会の機関誌『Neurology』で発表したものだ。

 研究グループは42~81歳までの1万人弱の男女を対象として、9年半に渡る追跡調査を実施。睡眠の質と量に関する調査は1998~2000年の間に1回と、その4年後にもう1回行った。

 それによると、全体の約7割の人は1日の睡眠時間が6~8時間と回答。1日の睡眠時間が8時間を超えるという人は約10%いた。そして、睡眠時間が6~8時間よりも長い、あるいはもっと短いと答えた人は高齢者、女性、運動不足で活動的でない人に多く見られたという。

 この追跡期間中に脳卒中を発症したのは346人(生存・死亡の合計)。これに年齢や性別、活動量などの脳卒中リスク要因を考慮してデータを補正したところ、1日の睡眠が8時間を超えていたグループは、脳卒中のリスクが平均よりも46%増加。つまり1.46倍になるという結果が出た。

 また、2回の調査の両方で睡眠時間が長かった(長期間にわたって睡眠時間が長い)グループと、2回の調査の両方で睡眠時間が6~8時間だったグループとを比較。すると、前者の脳卒中リスクは後者の2倍に達していたという。

 さらに、初回調査で睡眠6時間未満が2回目で8時間超になった、つまり4年間で睡眠時間が「少なすぎ」から「多すぎ」に大きく変化したグループは、継続して6~8時間だった群より脳卒中リスクが4倍にもなった。

脳卒中の予兆として睡眠が増えている可能性も

 研究グループはさらに、睡眠時間と脳卒中との関係を調べた過去の11研究を統合的に分析。これらの研究の被験者は7カ国・56万人に上るが、こちらも同じような脳卒中リスクの増加が確認された。

 睡眠時間の長いことが、脳卒中のリスク増加につながるかという因果関係は、現在のところ不明だ。「逆に脳卒中を発症する予兆として、睡眠時間が長くなっている可能性も考えられる。関連性を裏付ける理由を解明する必要がある」と、同グループの研究者は語っている。

 ちなみに、昨年開催された日本睡眠学会では、日本人の睡眠時間は全年齢平均で男性6時間25分、女性6時間16分と報告された。世界の平均と比べると1時間15分以上も短く、少なすぎると指摘された。だが、今回の研究結果を踏まえると長ければいいわけでもないらしい。

 時間にとらわれるよりは、適度に身体を動かし生活リズムを整えて、質のいい睡眠をとるよう心がけることが大切だ。毎朝すっきりと目覚めることができれば、適正な睡眠時間は身体が決めてくれるはずだ。