【動画】警察犬8頭に嘱託書=籏智広太撮影

 事件や災害などの現場で、容疑者や行方不明者の捜索などにあたる嘱託警察犬の委嘱書交付式が1日、県警本部であった。1月の試験で選ばれた民間のシェパードやラブラドルレトリバーなど20頭。この日は7人の指導士と8頭が参加した。今後1年間、現場で県警を支える。

 会場には、全国的にも珍しいミニチュアダックスフント2頭の嘱託警察犬も。飼い主の新久保美枝子さん(36)=宮崎県えびの市=は「小さい体を生かし、倒壊家屋などの現場で生存者発見につながれば」と期待を寄せた。

 一方、5年以上嘱託を受ける「ベテラン中のベテラン」のシェパード・カーラ(8)とラブラドル・ビリー(同)には「永年勤続表彰」として、ジャーキー詰め合わせが渡された。

 県警鑑識課によると、昨年、警察犬が出動したのは直轄犬と嘱託犬あわせて51回。山都町で行方不明となった高齢者を捜索開始から15分で発見した例もあり、池部正剛刑事部長は「鼻の捜査官としての期待と必要性は年々高まっている」と語った。