なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

七十二候「牡丹華(ぼたんはなさく)」。任侠の世界でも大人気! 春がゆき、夏が来ます

2018年04月30日 19時11分20秒 | ブログ

七十二候「牡丹華(ぼたんはなさく)」。任侠の世界でも大人気! 春がゆき、夏が来ます

 

2018年04月30日

七十二候「牡丹華(ぼたんはなさく)」。任侠の世界でも大人気! 春がゆき、夏が来ます
「立てば芍薬、座れば牡丹」と美女の代名詞にもなっている、牡丹の花が咲く頃となりました。「あ〜、ボタンってあのキャベツみたいな花ね!」って、それは葉牡丹(別種です)…なんと、実際に牡丹を愛でたことがある方は意外と少ないようです。一言で表すなら「豪華絢爛」。あまりの美しさに、人々が現世の生活を忘れてしまうほどの花なのです。昭和の任侠映画でもおなじみの「唐獅子牡丹」の意味とは? 春の最後を飾る七十二候、もうすぐ夏が始まります。
こちら葉牡丹さんは、キャベツと同じアブラナ科の植物です

こちら葉牡丹さんは、キャベツと同じアブラナ科の植物です

牡丹(ぼたん)は中国原産。古くから薬用植物として、根が鎮静・鎮痛や血行障害改善などに用いられてきました。「丹」は、赤。もともとは赤い花だったようです。いまは観賞用として、赤・ピンク・薄紫・白・黄色…と、色もとりどりに楽しまれています。

牡丹は「咲いてるとは気づかなかった」などという反応とは無縁のオーラをまとっています。両手のひらからあふれるような、大輪の花。風が吹くと、幾重にもかさなったふわふわの花びらが揺れ、ほのかな香りが立ちます。色によっても香りかたが違うようです。

中国では「百花王」「花神」「富貴花」などと呼ばれ、高貴な人たちから熱狂的に愛されました。唐の長安では牡丹ブームがおこり、白居易の詩には「牡丹に比肩する草花はない!」「芙蓉や芍薬も平凡!!」などとうたわれています。花1株の値段が普通の世帯10軒分の一年の納税額と同じ、という超高級なものまであったのだとか…。

「立てば芍薬、座れば牡丹」。楊貴妃にも引けをとらない傾国の美花!

芍薬さんは、ちょっと洋風なスラッとした佇まいです

芍薬さんは、ちょっと洋風なスラッとした佇まいです

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」。これは、美しい女性の立ち居振る舞いを表す諺といわれています。百合はなんとなくわかりますね。ややうつむき加減に楚々と歩いているような姿でしょうか… 芍薬と牡丹は、同属で花の形がたいへん似ているのですが、佇まいはかなり違います。芍薬の花は上に伸びてスマートに立っている感じ、牡丹の花は横に広がってゴージャスにゆったり座っている感じ。この3つのなかでも、牡丹の美しさは特別なようです。

玄宗皇帝といえば、楊貴妃を溺愛するあまり政治を顧みなくなったことで有名な王様。そんな皇帝が李白につくらせた詩には、「牡丹の花に貴妃の美貌を想う」とあります。「名花傾国両(ふた)つながら相歓(よろこ)ぶ」。牡丹の花は、傾国の美女と同じレベルで皇帝の寵愛を得ていたのでした! この時代には、しばしば「牡丹の宴」がひらかれていたともいいます。

日本に観賞用の牡丹が伝わったのは、平安前期といわれています。江戸時代におこった園芸ブームにより栽培が盛んになり、広く愛でられるようになりました。牡丹には多くの種類があり、なかには「八重桜」「八千代椿」「玉芙蓉」などと別の花の名前が付いて少々紛らわしいものも。もしかすると、「桜や椿や芙蓉よりさらに美しいやつね!」みたいなノリで命名されていたりして…。

「唐獅子牡丹」は男気をあらわす縁起物☆牡丹の花は全てオスだった!?

獅子は牡丹を食べたり鞠で遊んだりもするようです

獅子は牡丹を食べたり鞠で遊んだりもするようです

「唐獅子牡丹」と聞くと昭和の任侠映画を思い出す、という方もいらっしゃることでしょう。百獣の王である獅子と、百花の王である牡丹。この組み合わせは最高に縁起がよいとされ、古くから絵や調度品などにも用いられてきました。能では、『石橋(しゃっきょう)』が有名です。文殊菩薩の住む清涼山で、菩薩に仕える霊獣の獅子が勇壮豪華な舞を演じます。山一面に咲き誇る、紅白の牡丹に戯れながら! なんと牡丹は、異次元にも通じる美しさだったのです。

また、この組み合わせは「男気」の象徴でもあります。牡丹の「牡」は、オス。じつは昔、日本では牡丹の花はオスしかないと考えられていたのだそうです。任侠の世界で重要なシンボルになっているのも、任侠の本来の意味といわれる「正義」が、勇壮さと優しさを併せ持つ男気につながるからかもしれませんね。けれど、やはり牡丹には、美しい女性を感じてしまうのです…。

一説によると、無敵を誇る百獣の王・獅子(←ライオンじゃなくて霊獣です。念のため)がただ一つ恐れるものが、体の中に寄生する虫なのだそうです。この虫は牡丹の花の夜露にあたると死んでしまうため、獅子は夜になると、牡丹の花の下で眠るというのです。獅子にとって、牡丹の花は安心して休める隠れ場だったのですね。また、牡丹は獅子の霊力を抑える働きをしているという説もあります。強い獅子を癒して支える牡丹の花は、どちらかというと、肝っ玉のすわった華のある姐さん?…皆さまのイメージには、牡丹はどんな人の姿で現れるでしょうか。

ぼたん苑におでかけしてみませんか?上野東照宮 春のぼたん祭開催中!

箏の音が流れるお庭でゆったりと座る牡丹さんたち

箏の音が流れるお庭でゆったりと座る牡丹さんたち

上野東照宮の「ぼたん苑」では、ぼたん祭を開催中です。いまは遅咲きの牡丹や芍薬が見頃を迎えています。直射日光を浴びないように、よしずで囲んだり日傘をさしかけたり。大切に扱われて、牡丹は豪華絢爛のオーラを放っていましたよ。美しく開いた花たちを愛でながら、ゆく春を想ってみるのはいかがでしょうか。

GW中盤は荒天 急にヒンヤリ 北は雪も

2018年04月30日 19時07分12秒 | ブログ

GW中盤は荒天 急にヒンヤリ 北は雪も

戸田 よしか
日本気象協会 本社戸田 よしか

2018年04月30日17:59

GW中盤は荒天 急にヒンヤリ 北は雪も
ゴールデンウィーク中盤は全国的に荒れた天気に。ここ数日の暑さから一転、ヒンヤリした空気に入れかわる。北海道や東北の山沿いは雪の所も。
前線を伴った低気圧が日本付近を通過します。
九州と中国、四国は2日の日中いっぱい、近畿は2日の夕方以降、東海や関東、北陸から北は2日夜から3日にかけて広く雨で、雨脚の強まることもあるでしょう。風も強まって、荒れた天気となりそうです。
特に、「九州から東海」にかけては太平洋側を中心に発達した雨雲がかかり、大雨となる所がありそうです。道路が冠水するなどの影響が出るおそれがあります。大雨の可能性の低い所も、風が強く、交通機関が乱れることも考えられます。連休中ということで遠出をする方も多いと思いますが、目的地までの気象情報に加え、交通情報も十分に確認しつつ、時間に余裕を持った行動を心掛けてください。
雨を境に、日本の上空に「この時期としては強い寒気」が流れ込んできます。2日の気温は全国的に平年並みか高いですが、3日になると低くなるでしょう。関東から西も20度に届かない所が多くなり、ヒンヤリと感じられそうです。

4日 北で雨や雪 東と西は天気急変に注意

4日は、低気圧や前線は離れていきますが、上空の寒気の影響が残ります。
北海道と東北は日本海側を中心に冷たい雨や雪となるでしょう。北海道は「北部」を中心に平地も雪が降る可能性があり、東北も山では雪の所がありそうです。寒気の流れ込み方によっては、北陸の山沿いや、関東甲信の山沿いも雪雲のかかる所がありそうです。
関東から西の各地は日差しが戻りますが、大気の状態が不安定です。所々でにわか雨があるでしょう。晴れていても、急に雨が降り出したり、雷雨になる所もありそうです。屋外のレジャーは、空模様の変化に気を配りましょう。
なお、5日と6日は全国的に晴れて、再び行楽日和となりそうです。

夜空を見上げよう 今夜、満月と木星が接近

2018年04月30日 19時04分01秒 | ブログ

夜空を見上げよう 今夜、満月と木星が接近

福嶋真理子
日本気象協会 本社福嶋真理子

2018年04月30日14:01

夜空を見上げよう 今夜、満月と木星が接近
今夜(30日)からあす(5月1日)明け方にかけて、満月と木星が接近。今回はこの天体ショーを一晩中楽しめるチャンス。あたりが暗くなったら、夜空を見上げてみませんか?
今夜(30日)は「満月」です。月の出は東京で午後6時36分。満月が姿を現すと、そこに寄り添うように見られるのが「木星」。木星はまもなく(5月9日)に「衝」を迎えます。「衝」とは、太陽の反対側で「太陽ー地球ー外惑星(地球よりも太陽から遠い軌道を回る惑星)」と並ぶ時のことをいいます。「衝」のときはその外惑星を一晩中観察することができるため、今夜は満月と木星の接近を長い時間楽しめる絶好のチャンスです。肉眼で観察できるのはもちろんのこと、双眼鏡や天体望遠鏡があれば、木星の衛星「ガリレオ」や木星表面の縞模様も観察できますよ。

今夜のお天気は?

北海道や東北の日本海側は、あす(1日)の明け方にかけて所々で雨が降る見込みです。星空を楽しむのにはあいにくの空模様となってしまうでしょう。東北の太平洋側と関東は、今夜は雲が広がりやすいものの、次第に晴れてくる見込みです。日付が替わる頃からあす(1日)の明け方にかけては、明るく輝く満月とそれに寄り添う木星を観察する絶好のチャンスとなるでしょう。北陸や東海から九州にかけても、あす(1日)にかけて晴れる所が多く、満月と木星のランデブーを広い範囲で楽しめそうです。沖縄は雲が広がりやすく、観察できるのはわずかとなってしまうでしょう。

下の「星空指数」や、リンクの「日直予報士」などで最新の情報をご確認いただき、今夜はぜひ夜空を見上げてみて下さいね。

天皇陛下、退位まで1年 公務減らさず、全うする意向

2018年04月30日 07時38分15秒 | ブログ

天皇陛下、退位まで1年 公務減らさず、全うする意向

2018/04/29 
 
皇居の外周を散策する天皇、皇后両陛下=2018年4月2日、東京都千代田区、諫山卓弥撮影 © 朝日新聞 皇居の外周を散策する天皇、皇后両陛下=2018年4月2日、東京都千代田区、諫山卓弥撮影

 天皇陛下の退位まで30日で1年。宮内庁は陛下の84歳という年齢を考え、この1年で徐々に公的な活動を皇太子さまや秋篠宮さまに引き継ぐことを提案したが、陛下は平成が終わる退位日まで活動を全うする意向であることがわかった。北海道・利尻島や福島県など少なくとも4道県にも訪問する見通しだ。

 宮内庁関係者によると、昨年6月の特例法成立で退位が決まったことを受け、宮内庁は天皇陛下の活動のうち、憲法で定められた国事行為以外の公的活動の見直しに着手。その中で、退位前に少しずつ数を減らし、皇太子さまや秋篠宮さまに引き継ぐ案が浮上した。新天皇となる皇太子さまを支える職員らを慣れさせ、円滑な継承を目指す意図もあった。だが陛下は、この案に同意しなかったという。