北浦和駅東口を下りて、木太中学校を目指して元町通りを進みます。本太中学校の向かいにのびる道が天王川コミュニティ緑道。
江戸時代には近くに天王社があったと思われます。地元の人の話では、本太中学校近くにある市立浦和高校・総合運動場付近は、かっては小高い山だったそうで「天王山」と呼ばれていたそうです。ならば、その付近に旧天王社があるはずで探してみました。市立高校と総合運動場の間の道をとおって住宅地に入って曲がると八雲神社が見えてきます。現在の八雲神社が、旧天王社のあった所か、正確なところは分かりませんが、境内には石仏もあり江戸時代の神仏習合信仰をのこしています。「天王」とついた地名のおかげでこの地域も江戸時代は牛頭天王信仰の地だったことを知ることができました。
隣の浦和駅から太田窪方面に行くと八雲社があります。境内社として稲荷社・天満宮があります。この地域の中心的枠割を果たしていた神社だっと思われますが、この地も牛頭天王信仰の地で、7月には「牛頭天王祭」が行なわれているとのことです。
下の写真は、境内に石仏がある、市立高校近くの八雲神社です。
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