
神社のくすのき。
親子ほど大きさが違う二本が寄り添って仲良く育っている。
樹冠を一本の樹のように空間を分け合って。

根元は別々だが

幹は絡み合い

枝は抱き合い、溶け合う

後から伸びてきた若いのを受け入れ
若者は迂回しながらもそのまま成長する。
こいつらはお互いの鼓動を聴いているに違いない。
一本で生きるよりも二本でいる方が風や雨や害虫にも対抗して生きていける。
見えない根っこはさらに絡み合っているだろう。
毛細血管のようにしっかりと地中に張り巡らせているはずだ。
なんでも樹冠の三倍に拡がっているらしい。
あらためて樹たちは賢いなあと思う。