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Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

縁側の少女とジャングルジムの少年と

2010年09月21日 | 小山卓治
小山卓治の女子限定バースディライヴ

彼が言っていた「昭和の名曲」は

五輪真弓の「少女」だった。

とても好きだった曲で

なんだか懐かしさがこみ上げてきて

それに、

小山卓治の歌いっぷりが素晴らしくて

涙が出そうになった。



   少女

   詞:五輪真弓  曲:五輪真弓

   あたたかい 陽のあたる
   真冬の縁側に
   少女はひとりで
   ぼんやりと坐ってた

   つもった白い雪が
   だんだんとけてゆくのを
   悲しそうに見ていたの
   夢が大きな音を
   たてて崩れてしまったの

   あたたかい 陽のあたる
   真冬の縁側に
   少女はひとりで
   いつまでも坐ってた

   木枯しがのぞいてる
   垣根のすきまから
   少女はいつも
   遠くを見つめてた

   かわいい仔犬たちが
   年老いてゆくのを
   悲しそうに見ていたの
   夢が風の中で
   あせて消えてしまったの

   木枯しが通り過ぎる
   垣根の向こうに
   少女はいつか
   行くことを知っていた
  
   

小山卓治の少年時代

「どこか遠くにいく、そんな気がしていた。」

そう、話す小山卓治の目眼差しは

ジャングルジムのてっぺんに立っている

小山少年の眼差しと

きっとちっとも変わっていない。

53歳になっても

彼の中の少年はそこにいて

きっときっといつまでも

夢を追い続けるのだろう


「昔はくねくねと曲がった道で迷ったりした。

でも今は真っ直ぐ。峠も険しいところもあるけど真っ直ぐなんだ。」


少年は背丈が足りないから遠くが見えない。

でも大人になった少年は上から真っ直ぐ見下ろして

険しいけど真っ直ぐの道を歩き続けるのだろう。

53歳、まだまだこれから。


そんなことを思いながら

〈少女〉を聴き

そして

〈ジャングルジム〉を聴いた。


 
   ジャングルジム

   詞:小山卓治 曲:小山卓治

   ジャングルジムの上まで
   初めてよじ登って
   両手を離した時
   背伸びをするよりもっと
   遠くまで見渡せた
   校舎の向こうまで

   今日から僕は大人になるぞ
   恐怖に負けない力を持つ
   僕はいつか遠くまで旅をする
   そんな熱い予感が
   僕を包みこんだ
   夕焼けの下

   ジャングルジム
   あの時見たものを
   今も憶えてる
   ジャングルジム
   あの時見たものを
   僕は忘れない

   風が耳をくすぐり
   僕に何か言おうと
   している気がしたよ
   友達はみんな帰り
   最後のチャイムも鳴って
   真っ赤な真っ赤な空

   今日から僕はもう泣かないぞ
   大きな夢に心を燃やす
   僕は誰かと激しい恋をする
   そんな熱い予感が
   僕を包みこんだ
   夕焼けの下

   ジャングルジム
   あの時見たものを
   今も憶えてる
   ジャングルジム
   あの時見たものを
   僕は忘れない

   今日から僕は大人になるぞ
   恐怖に負けない力を持つ
   僕はいつか遠くまで旅をする
   そんな熱い予感が
   僕を包みこんだ
   夕焼けの下

   ジャングルジム
   あの時見たものを
   今も憶えてる
   ジャングルジム
   あの時見たものを
   僕は忘れない