goo blog サービス終了のお知らせ 

Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

Gallery

2009年11月10日 | 小山卓治
1989年のアルバム「夢の島」から

小山卓治は
「微かな夢を必死になって信じ、遙か遠くに見える希望に向かって
長い道のりを歩くための歌は、ともすれば苦い歌にもなった。」
と語っている

長い道のりを歩くって
しんどいときもある

Galleryの主人公は
飛んでった女の子
飛んでった男の子

そして飛んでいかなかったけど
たくさんの
たくさんの
飛んでいきたいと思っても飛べない
そして飛ばない男の子と女の子

人は生きる理由が見当たらなくても
何とか生きている
死ぬための理由が見当たらないから
何とか生きる理由を見つけようと思う

飛ばない子と
飛んでしまった子
どこが違うのか

「うっかり」ということばを
田口ランディが「生きなおすためにもってこいの日」で
使っているけど

飛んじゃった子は「うっかり」だったかもしれない
「うっかり」じゃなかったかもしれない

生きていると
きっときっと
心から笑える
足かせがなく自由に走れる
頬をなでる風が愛しい
ちっちゃなことにしあわせを感じる

そんな日が来るよって
伝えたい




   Gallery

   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   地下鉄のホームの隅に
   小さな花束が置いてある
   先週ここから飛んでった
   女の子のためのものだろうな
   俺ともし出会っていたなら
   恋したかもしれない
   きっとおんなじようなことを
   考えてたはずだ

   思いきり笑って
   思いきり走りたい
   生きる理由も見当たらない
   死ぬための理由もない

   山道のカーブの脇に
   小さな花束が置いてある
   昨日バイクで飛んでった
   男の子のためのものだろうな
   俺もスピードを上げながら
   カーブを攻め始める
   頭の中が白くなって
   生きてるって気がする

   思いきり笑って
   思いきり走りたい
   誰かがここをギャラリーと
   呼び始めたんだってさ

   俺もスピードを上げながら
   カーブを攻め始める
   頭の中が白くなって
   生きてるって気がする

   思いきり笑って
   思いきり走りたい
   誰かがここをギャラリーと
   呼び始めたんだってさ

   思いきり笑って
   思いきり走りたい
   今日もみんなが集まった
   ほんの少し生きるため