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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

都市林ジャングル

2009-01-08 | フィールドから
・試験地スタッフとLTER区の測量。カエデ見本林と異なり、アオキやシュロなどの常緑低木が繁茂しているために見通しが悪いことこの上ない。10×10mの格子点を打つというのが目的なのだが、10mさえも見通せないところが多い。まずは、境界沿いに110mのラインを張ろうとするのだが、意外に手間取る。



・本試験地ではアオキはタマバエに寄生されることが多く、ほとんどまともな実が見られないのだが、1個体だけ,やたらと実がなっているものを発見。環境?それとも、こいつがタマバエ抵抗性を持ってたり・・・しないだろうな。



・午後から樹木園(G02)の個体位置図作成のための測量。3人で1時間半で測量が完了。データを入力し、いざ樹木位置図を作ろうと思ったら、ヒマラヤスギなど巨木の胸高直径がないことに気がついた。

・どうやら70cmを超えるものは測定していなかったようなので改めて測定。完成した樹木位置図を見ると、ほぼイメージどおりである。やっぱりXY座標があると面白い。全個体6000本の樹木位置図作成の野望にはまだまだ遠いが、少しずつ整備していきたいところである。