・広尾の統数研にてSさん、Tくんとカツラの打ち合わせ。しばらく寝かせていたうちに状況は刻々と変わり、イントロは方針変更を必要がでてきた。しかし、カツラの場合には引用できる論文が増え、かえってアトラクティブになりそうな感じ。時代が我々に追いついてきた・・・わけもなく、最近のトレンドを背景に添えると、ラッキーなことに案外面白い結果が得られているといえそう。ともあれ、少ない時間ながら有意義な打ち合わせとなった。
・午後からセミナーに参加。北は北海道、南は沖縄から20名程度の参加者。Uさんによる資源の空間分布が地形要因でどのように説明されるかという話がとても面白かった。そもそも6haの調査プロットを600箇所のグリッドに区切り、それぞれの土壌含水率、CN比、RPPFDをすべて測定しているというのがすごすぎる。
・今回は、これらの実測値と標高、方位、WI(Wetness Index)との関係を調べている。WIという指標はGIS上で集水域面積と傾斜角度から計算される。もともと水文学の分野で考案された指標のようだが、種の分布、個体の成長パターンなどを考える上でも便利そうである。標高別試験地のデータ解析、サイト記載でも必要になりそうだ。
・Kさんの発表では、最近のホットな話題である種多様性(Diversity)と生産性(Productivity)の関係(D-P関係)に関する最近のレビューがあり、大変参考になった。富良野の天然林施業でも無数の択伐プロットのデータがあるので、種多様性と生産性という切り口で、天然林施業の意義を再評価すると新しい知見が得られるのではないかと思った。
・懇親会では、Iさんとお話する機会があり、試験地の森林動態モデルについて相談に乗っていただいた。個体位置情報と種ごとのSLAや光合成速度などのパラメータをなるべく集めた方が良さそうだが、なんだか新しい方向が見えそうな気が・・・。。実に刺激的な一日であった。異なる専門の人たちと議論することは大事だ!
・午後からセミナーに参加。北は北海道、南は沖縄から20名程度の参加者。Uさんによる資源の空間分布が地形要因でどのように説明されるかという話がとても面白かった。そもそも6haの調査プロットを600箇所のグリッドに区切り、それぞれの土壌含水率、CN比、RPPFDをすべて測定しているというのがすごすぎる。
・今回は、これらの実測値と標高、方位、WI(Wetness Index)との関係を調べている。WIという指標はGIS上で集水域面積と傾斜角度から計算される。もともと水文学の分野で考案された指標のようだが、種の分布、個体の成長パターンなどを考える上でも便利そうである。標高別試験地のデータ解析、サイト記載でも必要になりそうだ。
・Kさんの発表では、最近のホットな話題である種多様性(Diversity)と生産性(Productivity)の関係(D-P関係)に関する最近のレビューがあり、大変参考になった。富良野の天然林施業でも無数の択伐プロットのデータがあるので、種多様性と生産性という切り口で、天然林施業の意義を再評価すると新しい知見が得られるのではないかと思った。
・懇親会では、Iさんとお話する機会があり、試験地の森林動態モデルについて相談に乗っていただいた。個体位置情報と種ごとのSLAや光合成速度などのパラメータをなるべく集めた方が良さそうだが、なんだか新しい方向が見えそうな気が・・・。。実に刺激的な一日であった。異なる専門の人たちと議論することは大事だ!