健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

巨大惑星

2017-11-20 08:30:52 | 宇宙
地球のはるか遠方にある小型の暗い恒星を公転している「怪物級」の巨大惑星を発見したとの研究結果が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。理論上存在するはずのない惑星の発見は、天文学者らに大きな驚きを与えたそうです。見つかった惑星は、半径と質量が太陽の半分ほどの恒星の周りを公転しているそうです。これほど小型の恒星の周囲では、木星のような巨大惑星が形成されることはないというのが長年の定説だったそうですが、今回のガス状巨大惑星の存在はこの説を揺るがすものということです。惑星の形成をめぐっては、銀河で発生する大規模な爆発の名残のガスと塵が集まって新しい星ができ、その星の周りを残りの物質が円盤状に回転・凝集して塊となると考えられているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3148869?cx_position=6
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鳴き声の「なまり」を学習

2017-11-19 08:30:16 | 研究
鳴き声の「なまり」を学習

コウモリの幼獣は、母親ではなく群れの仲間から発声を学び、群れ特有の鳴き声の「なまり」を身につけるとの研究結果がPLOS Biologyに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。論文によると、コウモリの発声の違いは、英語のロンドンなまりで話すかスコットランドなまりで話すかの違いと同レベルだそうです。今回の研究結果は、集団の中での言語習得に新たな光を投げかけているそうです。この種の学習能力は主に人とその他ごく少数の動物だけが持つと考えられているそうです。鳴き鳥では、親のどちらかをまねることで鳴き声を習得する傾向があるが、コウモリは鳴き鳥と異なることを今回の結果は示しているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3148931?cx_position=4
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太陽系に最も近い恒星のちりの帯

2017-11-18 08:30:09 | 宇宙
欧州南天天文台(ESO)は、太陽系に最も近い恒星プロキシマ・ケンタウリ(Proxima Centauri)の周囲で新たに発見されたちりの帯の想像図を公開したそうです(AFPBB NEWS)。南米チリ北部の砂漠にあるALMA電波望遠鏡を使った観測により、光を放っている冷たいちりの帯は、プロキシマ・ケンタウリから地球と太陽の距離の1~4倍の距離に分布していることが判明したそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3149288?cx_position=9
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インフルエンザ予防接種の効果

2017-11-17 08:30:43 | 研究
2016~17年のインフルエンザ流行時に予防接種の効果があったのはわずか5人に1人に過ぎず、今年も同様の効果しか上がらないだろうとする論文がPNASに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。論文によると、2016~17年にはH3N2型(A香港型)の変異型インフルエンザが流行したが、鶏卵を利用して大量生産されたインフルエンザワクチンはこの変異型に対応しておらず、予防接種の効果があった割合はわずか20~30%にとどまったというもの。インフルエンザのワクチンとは、不活化させたインフルエンザ病原体の表面にあるタンパクを浄化したもの。これを接種することで免疫システムの準備を整え、新たな病原体が侵入した際に対抗できるようにする。現在人々に接種されている2017年のワクチンは2016年と同じH3N2型(A香港型)で、もし今シーズンもH3N2型が流行すれば、また予防が困難な年になるだろうということです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3149529
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ピラミッド内に巨大空間

2017-11-16 08:30:05 | 研究
エジプト・ギザにあるクフ王のピラミッド内部に巨大な空間があるとの調査結果がNatureに発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。研究では、宇宙から飛来するミュー粒子を使ってピラミッドを透視。巨大通路「大回廊」(全長約50メートル)の約20~30メートル上に未知の空間があるのを発見。詳しく分析したところ、全長が約30メートルもあることがわかったそうです王の埋葬室の可能性もあるそうです。従来は「王の間」が埋葬室と考えられてきたそうですが、王の間の天井には古いひび割れがあり、崩れる危険がある場所に埋葬するとは考えにくいことから、本当の埋葬室は別の場所だという説もあったそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20171102-OYT1T50065.html
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オランウータンの新種

2017-11-15 08:30:08 | 研究
インドネシアのスマトラ島に生息するオランウータンの集団が新種だったとする研究成果が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。新種は生息地の地名にちなみ、タパヌリオランウータンと名付けられたそうです。生息数は800頭以下とみられ、チームは「絶滅の恐れが大きい」として保護を求めているそうです。大型類人猿はこれまでオランウータン2種、ゴリラ2種、チンパンジー、ボノボの計6種だったが、7種に増えることになるもよう。インドネシア・スマトラ島北部にすみ、1990年代に生息が確認されたオランウータンの集団の遺伝的な特徴を、既存のボルネオオランウータン、スマトラオランウータンと比較。その結果、タパヌリの系統から約340万年前にスマトラが分岐し、その後、約70万年前にボルネオが枝分かれしたと推定されたそうです。タパヌリの体毛は、スマトラより縮れ、ボルネオよりシナモン色が濃いということです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20171105-OYT1T50013.html?from=ycont_top_txt
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アトピー保湿剤

2017-11-14 08:30:51 | 研究
アトピー性皮膚炎などに処方される保湿剤が美容目的に使われている疑いがあるとして、厚生労働省は、医師の処方に制限をかける検討を始めたそうです(YOMIURI ONLINE)。不適切な使用を減らし医療費の抑制につなげる狙いがあり、中央社会保険医療協議会に提案したそうです。対象の保湿剤は皮膚の乾燥症状などを治療する「ヒルドイド」や、その後発医薬品。ヒルドイドは25グラム入りの塗り薬が1本約590円で、患者の支払額は3割負担で約180円となるそうです。厚労省によると、4本以内の処方がほとんどだが、50本を超えたケースもあったというのです。近年インターネットや雑誌で、肌が若返ると紹介され、使用が広がっているそうです。この保湿剤はかゆみ止めの薬などと一緒に処方されるケースが多いそうです。しかし健康保険組合連合会が124健保組合の加入者のレセプトで調べたところ、25~54歳における単独での処方額は2016年9月までの2年間で、男性の1・1億円に対し、女性が約5倍の5・6億円に上ったそうです。処方制限では、処方可能な数を制限したり、単独での処方を保険から外したりする案が検討されているそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20171102-OYT1T50005.html
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かんきつ成分の効果

2017-11-13 08:30:00 | 研究
高級品種・紅まどんなの果皮に毛髪を支える組織「外毛根鞘」を守る効果が確認されたとの発表があったそうです(YOMIURI ONLINE)。育毛に欠かせない外毛根鞘の細胞に果皮の抽出成分を加えたところ、毛髪を伸ばす因子が増えたそうです。細胞は加齢や紫外線が原因で酸化し、ダメージを受けるが、この因子には抗酸化作用があり、細胞死を誘導する活性酸素を減らし、細胞を保護することもわかったそうです。かんきつ成分には毛髪の細胞活性化や血行促進の作用があることも知られ、紅まどんなを使った育毛剤の開発を進めるそうです。
さらに、河内晩柑の果皮に認知機能を改善させる成分「オーラプテン」が豊富に含まれるという発表も。この成分は、加齢や食生活の乱れが原因で起きる脳内の炎症を抑え、認知機能が低下するのを防ぐことが期待されるそうです。この成分が含まれるジュースを60~80歳代の男女に半年間、毎日飲んでもらったところ、記憶力のテスト結果が向上したそうです。さらにマウスを使った実験では、オーラプテンのみを与えた場合より、果皮を与えた方が脳の炎症を抑える効果が高く、果皮に含まれる別の成分も効果に一役買っているとみられるということです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20171104-OYT1T50045.html?from=ycont_top_txt
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梨ポリフェノール茶

2017-11-12 08:30:09 | 研究
先日、ポリフェノールを多量に含む鳥取産二十世紀梨の葉を使った「梨ポリフェノール茶」の試作品を開発したというニュースが報道されていました(YOIMIURI ONLINE)。梨が持つ病害への抵抗力を研究し、98年に葉が多量のポリフェノール「3,5―ジカフェオイルキナ酸」を含んでいることを発見した。抗酸化力を示す値は、ポリフェノールの一種、カテキンを含む緑茶の約3倍、サツマイモの約20倍、ブロッコリーの約60倍だったそうです。当初、植物の病害を防ぐ農薬に応用する方法を探ったが実現できず、いったん研究を棚上げ。2010年に手軽に摂取できるお茶に加工する道を探ろうと改めて研究を進めたとそうです。梨ポリフェノール茶は、ティーバッグ1個(1・7グラム)に紅茶をベースに梨の葉30%(0・5グラム)とカモミールやルイボスなどを混ぜ、梨の実も入れて爽やかな香りと後味を実現。細胞の老化を防ぐ抗酸化力は緑茶の約3倍ということです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20171104-OYT1T50038.html?from=ycont_top_txt
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はしかの年間死者数が初めて10万人下回る

2017-11-11 08:30:30 | 研究
国連(UN)は先月26日、麻疹による世界の年間死者数が2016年に初めて10万人を下回ったと発表したそうです(AFPBB NEWS)。一方で、全世界のワクチン普及率の引き上げは「行き詰まり」状態になっているとも。世界保健機関(WHO)は麻疹ウイルスに関する年次報告書の中で、2016年の麻疹による死者数を9万人と推計しているそうです。WHOは、GAVI Alliance、米国疾病対策センター(CDC)、国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)などを含む他の主要保健機関と合同で発表した声明で、「世界の麻疹死者数が年間10万人を下回ったのは、これが初めてだ」と述べているそうです。声明によると、麻疹死者数は2000年以降で84%減少したそうです。年次報告書は、2000年以降に予防接種55億回分のワクチンを配置したことが死者数減少の最大の要因となっているが、今後もさらにワクチンの普及を拡大する必要があると指摘しているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3148262
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