超巨大ブラックホールを撮影するため世界の電波望遠鏡で一斉に観測する国際プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」に参加する天文学者らが、ブラックホールの撮影に史上初めて成功した可能性があると発表したそうです(AFPBB NEWS)。画像の作成には数か月かかる見通しだそうですが、成功していれば宇宙の組成や誕生に関する謎の解明に役立つことが期待されている模様。観測しているブラックホールは、地球から約2万6000光年離れた天の川銀河(銀河系、Milky Way)中心部にある「射手座A*(Sagittarius A*)」。質量は太陽の400万倍。観測には、米国Hawaiiから南極大陸、スペインまで世界各地の電波望遠鏡が用いられているそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3124967
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