学校耐震化予算を積み増す!?鳩山総理大臣が発表したそうですが、今年度予算から削減されていた学校耐震化工事予算を9000億円(?)積み増すそうです。当然だと思います。しかし、積み増すというのは、さらに国債を発行するということですね。約1兆円ですね。こうした財政を全く考えないばらまき政治。本当に大丈夫なのでしょうか。以前もここで述べていましたが学校耐震化は進めるべきで、予算がカットされたことが間違いである今でも考えています。でも、この学校耐震化に比べると緊急性の低い事業が予算に堂々と計上されているのがおかしいのだと思っています。マニフェストという錦の旗の下に。マニフェストにあったものはすべて正しく、全て実行すべきであるというのが現政権の考えのようです。でも、できないことがたくさんあって困っていますね。よく考えるとこれは恐ろしいことで、マニフェストは民主党の一部の人が考えたものですね?それをあたかも国民の総意であるかのように錦の旗しるしとして掲げるのは・・・・・。今回の耐震化、事業自体は賛成です。でも、その分の予算を削って行うべきであると考えます。もし削れないなら、残念ですが、今回は見送るべきかと。そうでないと、日本の未来はない??????心配です。
高速道路無料化へ向けた社会実験の第2弾が発表されました。車種別に、一定距離を超えると料金が上がらない上限料金を設定するというものです。上限料金は、軽自動車1000円、普通車2000円、中・大型車5000円、トレーラーなど特大車は1万円だそうです。普通車でも燃費に優れたエコカーは軽自動車の料金に割り引くそうです。また、現在の高速道路割引システムっでは自動料金収受システム(ETC)の利用者のみ適応ですが、この上限制はETCの有無に限らず全車が対象となるようです。また、現在は休日や夜間など割引対象となる時間帯が限定されていますが、上限制では曜日や時間帯に関係なく適用されるそうです。ただし、首都高速と阪神高速には適用されず、本州四国連絡高速道路についてはフェリー業者に配慮し、軽、普通車の上限料金を他の高速より1000円高く設定するということです(時事通信)。何がどう社会実験なのかよく分かりません。来年3月までの限定的な制度であるということ自体が実験なのでしょうか?「無料化」がマニフェストで、それに向けた社会実験という位置付けらしいのですが、どうもおかしいです。というのは、今回の上限制により財源が浮き、それを高速道路の新たな整備に向けることが同時に発表されているからです。「コンクリートから人へ」というマニフェストとも矛盾することを指摘いされているようですが、それに対する回答もよく理解できません。「本当に必要なコンクリートというか道路、というものは、大いにやるべき」というのです。これでは、自民党政権とどこが違うのでしょう?必要というのは地元の陳情でsるということは、今年度予算で明らかになっていますね。結局自民党と同じ、むしろ民主党幹事長室でのみ受け付けていることを考えれば、どちらかと言えば・・・・・。
中央アジアの国キルギスの政権が崩壊したというニュースが流れました。野党勢力による反政府デモがバキエフ大統領を追いだしたというのです。キルギスにおける政権崩壊は初めてではなく、2005年にも同様のことがあったということです。「チューリップ革命」と呼ばれ、今回追い出された当時の野党指導者バキエフ氏らが主導して当時のアカエフ政権を崩壊させたものだそうです(毎日jp)。
チューリップ革命では、地方で起きたアカエフ大統領(当時)に対する辞任要求が中央に波及して政権が崩壊したという。今回も北部タラスで今月6日に開かれた反政府集会が、首都ビシケクに飛び火したことがバキエフ政権崩壊の引き金になったそうです。あっという間だったのですね。5年前にはアカエフ氏による「親族重用」や「汚職のまん延」が標的となったそうですが、今回も同じようなことが政権崩壊のきっかだそうです。
歴史は繰り返されると言いますが、このような短期間の間に2回も起こるとは。キルギス自体が旧ソ連の国であり、ソ連崩壊後に独立したことで、政治自体が成熟していないのでしょうか。そのため、権力者が汚職に走ってしまう傾向にあるのかもしれません。また、他の旧ソ連の国とは違い、原則として自由にインターネットを検索できるそうです。これは、同様の旧ソ連のトルクメニスタンやウズベキスタンなどと比較すると、政治参加や言論活動の自由度が高いそうです。周辺国では反政府集会を開くこと自体が不可能だそうですが、キルギスでは一定の妨害を受けるものの集会を開けないというほどではないというのです。やはり、政治力があれば別ですが、ない場合は情報や言論統制が政権維持に必要なのでしょうか。
さて、日本は・・・・・?政権は相変わらずですが・・・・・。
チューリップ革命では、地方で起きたアカエフ大統領(当時)に対する辞任要求が中央に波及して政権が崩壊したという。今回も北部タラスで今月6日に開かれた反政府集会が、首都ビシケクに飛び火したことがバキエフ政権崩壊の引き金になったそうです。あっという間だったのですね。5年前にはアカエフ氏による「親族重用」や「汚職のまん延」が標的となったそうですが、今回も同じようなことが政権崩壊のきっかだそうです。
歴史は繰り返されると言いますが、このような短期間の間に2回も起こるとは。キルギス自体が旧ソ連の国であり、ソ連崩壊後に独立したことで、政治自体が成熟していないのでしょうか。そのため、権力者が汚職に走ってしまう傾向にあるのかもしれません。また、他の旧ソ連の国とは違い、原則として自由にインターネットを検索できるそうです。これは、同様の旧ソ連のトルクメニスタンやウズベキスタンなどと比較すると、政治参加や言論活動の自由度が高いそうです。周辺国では反政府集会を開くこと自体が不可能だそうですが、キルギスでは一定の妨害を受けるものの集会を開けないというほどではないというのです。やはり、政治力があれば別ですが、ない場合は情報や言論統制が政権維持に必要なのでしょうか。
さて、日本は・・・・・?政権は相変わらずですが・・・・・。
事業仕分け第2段の対象事業が発表になりました。その中には、「センター試験」を実施している大学入試センターが入っています。どうやら、「センター試験」の実施自体も事業仕分けの対象になるということです。ちょっと、やり方がおかしいような気がします。「センター試験」は国公立大学や多くの私立大学で入学者選抜に利用している試験です。今年の受験者は、追試験を含めると52万600人という、非常に多くの受験生にかかわるものです。しかも、その昔に「共通一次試験」が始まって以来ですので、もう20年以上の歴史を持つものです。ですので、大学入試センターの組織には無駄があるかもしれません。しかし、「センター試験」の実施自体を事業仕分けの対象にするのはいかがなものかという思いがあります。もし、実施の是非を議論するならば、もっと多くの関係者の意見を広く聞くべきかと思います。確か、共通一次試験の導入には、当時は国立大学が一期校と二期校に序列があり、また「受験戦争」という言葉が流行していたように少しでも受験生の負担を軽減するというような意図があったと思います。「センター試験」実施について、議論はしてもよいと思います。でも、事業仕分けという政治ショウ的な場で、数名で短時間で一定の方向を提示するようなものではないと思います。あまりにも、その政治判断の影響を受ける者が多すぎると思いますが・・・・・。
脳梗塞の患者は、歯周病菌に感染している割合の高いらしい!?というニュースが報道されています(ASAHI.COM)。記事によりますと、脳梗塞患者132人と脳梗塞でない人111人の血液を調べ、歯周病菌に感染しているかどうかを調べたそうです。その結果、歯周病菌の量の平均値を比べると、脳梗塞患者は脳梗塞でない人より1.2倍高かったというのです。 脳梗塞の中でも太い血管の動脈硬化が原因で起きる脳梗塞患者は、脳梗塞でない人に比べて歯周病菌の量が1.4倍と、他の原因による脳梗塞より高かったというのです。
さらに、頸動脈の直径が75%以上詰まっている74人とそれ未満の169人を比べたところ、詰まっている人は歯周病菌の量が1.4倍高かったそうです。また、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールの値が高い脂質異常症の人はそうでない人より歯周病菌の量が1.5倍高かったそうです。歯周病菌が歯茎から血液を通じて全身をめぐり動脈硬化を起こし、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因の一つになっていると考えられるそうです。さらに別の研究では、血管が脂の塊で詰まっている部分に歯周病菌が多くいという報告もあるそうです。歯周病、きちんと治療した方がよいかも・・・・・。
さらに、頸動脈の直径が75%以上詰まっている74人とそれ未満の169人を比べたところ、詰まっている人は歯周病菌の量が1.4倍高かったそうです。また、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールの値が高い脂質異常症の人はそうでない人より歯周病菌の量が1.5倍高かったそうです。歯周病菌が歯茎から血液を通じて全身をめぐり動脈硬化を起こし、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因の一つになっていると考えられるそうです。さらに別の研究では、血管が脂の塊で詰まっている部分に歯周病菌が多くいという報告もあるそうです。歯周病、きちんと治療した方がよいかも・・・・・。
寒天の原料のテングサやノリなどの海藻(紅藻類)は人間の消化酵素で分解できないため、ダイエット食品としても使われていますが、日本人の一部は腸内細菌の力を借りて、紅藻類を分解して栄養分にしていることがフランスパリ大学の研究で分かったそうです(YOMIURI ONLINE)。一方北米では、こうした腸内細菌を持っている人は見つからず、食習慣の違いが影響しているらしいとしています。日本人は古くからノリなどをよく食べており、腸内細菌は、ノリなどと一緒に口に入った微生物から紅藻類を分解する遺伝子を取り込んだらしいと報道されています。
記事にもありますが、だとするとダイエットなどに利用されている様々な機能性食品を見直さなければならないのではないでしょうか。ゼロカロリーと思いこんで食べていたものが、ヒトによってはカロリーの過剰摂取になっていることも考えられます。実際、最近よく目にする食料品に記載されているカロリー表示も、あくまでもカロリー計算で用いられるデータが元になっているはずです。そこに記載されていない物質であればゼロカロリーとなてしまう?いずれにしても食べ過ぎや飲みすぎには注意しましょう。
記事にもありますが、だとするとダイエットなどに利用されている様々な機能性食品を見直さなければならないのではないでしょうか。ゼロカロリーと思いこんで食べていたものが、ヒトによってはカロリーの過剰摂取になっていることも考えられます。実際、最近よく目にする食料品に記載されているカロリー表示も、あくまでもカロリー計算で用いられるデータが元になっているはずです。そこに記載されていない物質であればゼロカロリーとなてしまう?いずれにしても食べ過ぎや飲みすぎには注意しましょう。
今日はあの鉄腕アトムの誕生日だそうです。2003年4月7日生まれの7歳だそうで、昨日、生誕地とされる東京都新宿区高田馬場にある新宿区立戸塚第三小学校の入学式に参加したそうです(毎日jp)。2001年宇宙の旅やこの鉄腕アトムなど、空想の世界として描かれていたものを実際に経験している人類のすごさをある意味感じます。空想と言ってしまうと少し変な感じがしますが、「イマジネーション」は非常に大切なことだと思います。「こうに違いない」「こうなるのではないか」など、客観的な事実に基づくものは科学には欠かせないものであります。もちろん、根拠のないものも重要で、そうした発想から新たな発見が生まれることになるのだと思っています。ということで、できるだけいろいろなことを考えて行きたいと、この記事を見てあらためて思いました。でも、ほどほどにしないと・・・・・。ちなみに、アトムは「特別児童」という処遇だそうです。その理由は、永遠に7歳ということで進級や進学はしないということです。
国立天文台などの国際研究チームは、地球上の生命の素材となるアミノ酸が宇宙から飛来したとする説を裏付ける有力な証拠を発見したと発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。非常に興味をそそる話題です。生命の起源には諸説あると思いますが、かなり有力な案なのでしょう。
記事によりますと、アミノ酸には「右型」と「左型」があるそうですが、人類を含む地球の生物は左型のアミノ酸で構成されているそうなのです。一般に化学反応でアミノ酸を合成すると左右ほぼ等量ずつできるため、なぜ地球の生物にアミノ酸の偏りがあるのかは大きな謎となっていたというのです。確かに、確率では50%になるはずですね。アミノ酸は地球上で落雷などによって作られたとする説もあるそうですが、これでは両方の型が作られる可能性があることになります。
そこで、南アフリカにある近赤外線望遠鏡を使って、地球から1500光年離れたオリオン大星雲の中心部を観測し、アミノ酸をどちらか一方に偏らせてしまう「円偏光」という特殊な光が、太陽系の400倍という広大な範囲を照らしていることを初めて突き止めたというのです。右型のアミノ酸を壊して地球のように左型ばかりにする円偏光と、右型ばかりにする円偏光の2種類があることも分かったそうです。
したがって、円偏光の影響を受けて残った左型のアミノ酸が隕石に付着して地球に飛来したのではないかと考えられるらしいのです。
壮大な話で非常に難しいのですが、生命の謎の解明に向けてまた一歩前進と言ったところでしょうか。確か、昆虫の誕生にも謎があるようで、こうした謎の解明は個人的に非常に興味深いです。
記事によりますと、アミノ酸には「右型」と「左型」があるそうですが、人類を含む地球の生物は左型のアミノ酸で構成されているそうなのです。一般に化学反応でアミノ酸を合成すると左右ほぼ等量ずつできるため、なぜ地球の生物にアミノ酸の偏りがあるのかは大きな謎となっていたというのです。確かに、確率では50%になるはずですね。アミノ酸は地球上で落雷などによって作られたとする説もあるそうですが、これでは両方の型が作られる可能性があることになります。
そこで、南アフリカにある近赤外線望遠鏡を使って、地球から1500光年離れたオリオン大星雲の中心部を観測し、アミノ酸をどちらか一方に偏らせてしまう「円偏光」という特殊な光が、太陽系の400倍という広大な範囲を照らしていることを初めて突き止めたというのです。右型のアミノ酸を壊して地球のように左型ばかりにする円偏光と、右型ばかりにする円偏光の2種類があることも分かったそうです。
したがって、円偏光の影響を受けて残った左型のアミノ酸が隕石に付着して地球に飛来したのではないかと考えられるらしいのです。
壮大な話で非常に難しいのですが、生命の謎の解明に向けてまた一歩前進と言ったところでしょうか。確か、昆虫の誕生にも謎があるようで、こうした謎の解明は個人的に非常に興味深いです。
さまざまな細胞になりうるヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から高純度な肝臓組織を作り出す方法を独立行政法人・医薬基盤研究所と大阪大のグループが開発したそうです(毎日jp)。iPS細胞を肝臓細胞に変化させることはこれまえも可能でしたが、高純度な組織を作るのは難しかったそうです。
肝臓は薬物を分解する解毒作用を持つ臓器です。他にも多くの機能を持っていますが、今回記事で扱っているのはこの解毒作用についてです。高純度の組織では、薬物を分解する酵素であるCYP3A4がヒトの肝細胞レベルであることが確認できたというのです。
iPS細胞によって、様々な臓器組織が作られていきます。再生医療にとって非常に大きな成果が続々と。再生医療が当たり前となるのはそう遠くない近い将来やってくるのではないでしょうか。
肝臓は薬物を分解する解毒作用を持つ臓器です。他にも多くの機能を持っていますが、今回記事で扱っているのはこの解毒作用についてです。高純度の組織では、薬物を分解する酵素であるCYP3A4がヒトの肝細胞レベルであることが確認できたというのです。
iPS細胞によって、様々な臓器組織が作られていきます。再生医療にとって非常に大きな成果が続々と。再生医療が当たり前となるのはそう遠くない近い将来やってくるのではないでしょうか。
山崎宇宙飛行士がスペースシャトルディスカバリーにて宇宙へ旅経ちました。打ち上げが無事に成功し、本当によったと思います。さて、ただ宇宙に行ってきましたと言って喜んでいられたのは昔のこと。今は、宇宙開発そのものにどんな意味があるかということが問われる時代になっています。何度も報道されているようにスペースシャトルの運用はあと数回(3回だっと思いますが、記憶は定かではありません)で、今年の夏ぐらいには終了してしまいます。その後、国際宇宙ステーションへはロシアのソユーズでしか人を運ぶことができなくなります。これまでは、米国頼みだった日本の有人宇宙開発は、ロシア頼みになります。いずれにしても他国頼みであることには違いはありません。さて、今後どうするか。一日も早くその方針と戦略を提示すべきであると思っています。宇宙でしか行えない実験がたくさんあります。地上ではシュミレーション実験はできても、長期間の微小重力あるいは無重量環境での実験はできません。まだまだできること、やるべきことはたくさんあります。