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健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

徳之島へ基地機能を移設?

2010-04-05 06:00:00 | 日記
本当でしょうか。時事通信による記事ですが、鳩山総理大臣が米軍普天間基地移設問題について、普天間のヘリ部隊を鹿児島県徳之島に移転するため、米側や地元との調整を指示していたことが分かったと報道されています。政府としては当面の移設先として、沖縄県名護市の米軍キャンプ・シュワブ陸上部を想定し、訓練などの基地機能の一部を、徳之島をはじめとする沖縄県外に分散移転することを目指しているというのです。
結局、腹案というのはすでに報道されている範囲内のものであったということでしょうか。これでは、日本国内はもちろん、移籍先の鹿児島県や徳之島は納得しないのではないでしょうか。これから、反対運動が本格化し、当面移設先は決まらないようになると思います。当面というのは数カ月単位ではなく、数年単位になるでしょう。そもそも、どうして徳之島なのか、現行案に比べてどこが望ましいのか、という説明がないのではどうしようもありません。沖縄の負担軽減という理由のみで、徳之島選択という説明では到底納得できないでしょう。また米軍としては、普天間に駐留する海兵隊の航空部隊と地上部隊の一体運用を担保するよう求めていたはずですが、説得するつもりということなのでしょうか。政府与党としても、この案で調整可能と考えているのでしょうか。正式な発表がいつになるか分かりませんが、大きな問題になるのは間違いないと思います。さて、真偽の程は・・・・・。

知的探究

2010-04-05 05:32:33 | 研究
どうしてなのか?なぜだろう?という疑問を持ち、それを解決しようとする気持ちを持ち続けることは非常に重要なことだと思っています。もちろん、疑問を持つだけでなく、最後まで調べ上げ完結させることが望ましいとは思いますが、なかなかそこまではできないかもしれませんが、調べるという行動まではやりたいものです。身の回りには知っているようで、分かっているようで、理解できていないことがたくさんあります。それらに気付き、疑問を持つという姿勢をまずは養いたいものです。知的好奇心とでもいうのだと思いますが、これがないと何を聞いても見ても、すぐ忘れてしまうでしょう。決して身につくことはないと思います。自ら探究する姿勢を持って望んでこそ、初めて自らの教養として使える知識になるものと考えています。この時期、多くの人は新しいことにチャレンジしていきます。あるいはチャレンジしようと考えていると思います。そのチャレンジが成功するかどうかは、主体性を持ち続けられるかにかかっているのではないでしょうか。どうしてなんだろう?どうしてできないのだろう?なぜだろう?という気持ちを大切にして欲しいと思います。

筋肉痛

2010-04-04 08:49:47 | 研究
春本番を迎え、新たに運動を始める方も多いと思います。新しい運動に取り組んだりすると翌日あるいは数日後に体験するのが「筋肉痛」ですね。この筋肉痛、確かに痛くて厄介なもので、ほとんどの方が経験しているのですが、特に病気とは異なるのでしばらく休めば自然に治ります。ですので、なぜ筋肉痛が発生するのかについては、そのメカニズムは不明な点が多いのです。というより、分かっていません。もちろん、筋肉が損傷したりすれば、筋肉痛は発生します。でも、一般的な運動でどこまで筋肉が損傷しているかは明らかではありません。そもそも、「痛み」という感覚の謎があります。我々の感覚は、その感覚を感じる場所と感覚の由来は必ずしも一致していないですね。つまり、筋肉痛の場合、痛いと感じるのは大脳の感覚野です。これは、ほとんどの感覚がこの感覚野で感覚されています。ところが、その痛みの由来は特定の筋肉になるわけです。ですので、よく間違ってしまうこともあるのです。心筋梗塞などを左腕の痛みと間違えたりすることは有名で、「関連痛」と呼ばれています。また、事故で足を切断した後でも、足に痛みを覚えることも知られています。つまり、感覚は非常に難しいものなのです。筋肉痛に話を戻しますが、筋肉痛の原因に関しては諸説あります。「乳酸説」「疲労物質蓄積説」「筋損傷説」などなど。どれも正しいと思いますが、では自分に起きた筋肉痛の原因は一体どれか?となると何とも言えなくなってしまうのです。痛覚を司る神経終末に痛み物質が作用すれば痛みが感じられます。痛み物質は様々な状況で生じると考えられます。ですので、よく分からないのです。筋肉痛の場合、痛みをこらえて運動を始めると、感じなくなってしまうことがあります。と、考えると必ずしも筋肉が損傷しているとは・・・・・。でも、損傷といっても、大小いろいろあるので・・・・・。難しいです。とにかく、筋肉痛を感じたら、身体が休みを欲していると考えた方がよいと思います。ですので、適度な休息を取り入れて、痛みを感じないように楽しく運動をしましょう。健康のために!

桜満開!

2010-04-04 08:03:35 | 日記
東京の桜は満開です。もうすでに満開宣言は出されていましたが、近くのソメイヨシノやヤマザクラを見ると、本当に満開です。花弁は昨日ぐらいから舞い始めていました。ようやく春がやってきたという感じでしょうか。これまっで不安定な天候が続いていましたが、これからは・・・・・。日本の経済もそうあって欲しいのですが。4月に入り、第一生命が格式会社となり株が東京証券取引所の上場され、一気に株主が150万にも誕生したということなどが報道され、平均株価自体もじわじわと上昇を続け11,000円台になっているようです。また、ドルに対しては円安がじわじわ進行し、90円台後半に突入する気配が感じられています。米国でのトヨタ車の販売も急回復しているようです。こうした経済の動向は予測通りなのでしょうか専門家ではないのでよく分かりませんが、トヨタ車の販売に関するもの以外は、一時的なものかもしれないですね?桜の花のように散らなければよいのですが・・・・・。

代理投票

2010-04-03 07:02:54 | 日記
国会議員が代理投票で辞職しました。この件については、すでにいろいろと論評されていますのでもうコメントすることはありませんが、国会議員として投票することは最も大切な職務であることを考えれば辞職は当然かと思います。でも、代理投票ができてしまうシステムであることも問題で、莫大な予算を投じて構築したシステムにしてはちょっとお粗末であると考えられます。代理投票はやってはいけない行為で、国会議員たるものできてもやらないというのが基本的な考えですが、でも物理的にできないようにすることはそう難しいことではないと思うので、この際再考すべきかと思うのは私だけでしょうか。国会議員といっても、政党色がとても強い投票システムで選ばれた人物で、その人がどういう人であるかについてまでは判断できないと思います。だからこそ、間違いを犯すことを前提にシステムがあってもよいと思います。
ある国会議員は学生などが講義の出席確認の際に行う「代返」を例に挙げて話をしていましたが、「代返」も「代返」を防ぐシステム構築により容易に防げるし、そうすべきだと思っています。大学側は、出席管理には気を使い様々な取り組みを行っています。参考になると思いますが・・・・・。また今回初めて明るみになった代理投票。ひょっとしたら他にもあるのでは・・・・・。

CCR4―NOT

2010-04-03 06:38:29 | 研究
「CCR4―NOT」という遺伝子の異常により、不整脈や心不全になる可能性が高くなるということが発表されました(YOMIURI ONLINE)。これまで、不整脈や心不全の原因に関しては、心筋細胞の膜(細胞膜)やカルシウムなどの電解質の異常などが要因として考えられていました。しかし、このCCR4-NOTという遺伝子が要因になるという非常に面白い発見です。これまで、CCR4―NOTに関しては、は哺乳動物においてどんな働きをすかは明らかでなかったそうです。
記事によりますと、様な遺伝子を欠損させたショウジョウバエ約8000種類の心臓に負荷をかけ、6日目までに生存率の低かったハエに着目して調べた結果、NOT3を欠損したCCR4―NOTのハエで心筋の収縮力が弱くなっていたことが明らかになったそうです。さらに、NOT3を欠損させたマウスでも実験を行い、心筋を収縮させる機能が低下し、不整脈の頻度が高くなることを確認したということです。そして、このマウスにがん治療薬としての研究が進んでいる「HDAC(ヒストンデアチラーゼ)阻害剤」を投与したところ、機能が回復することも明らかにしています。
論文を実際に読んでいないので詳細は分かりませんが、CCR4-NOTがどのようなメカニズムで心筋細胞の収縮性に影響を及ぼしているのかは不明だと思います。構造に異常をきたすのか、カルシウムなどの電解質制御に異常が生じるのか、興味深いです。すぐ、続報が出るものと思います。ヒトでもこの遺伝子異常と不整脈や心不全の発症に関連性があるのかどうかも、いずれ明らかになるのでしょう。注目していきたいと思います。

高速道路、普通車2000円が上限

2010-04-02 07:12:12 | 日記
高速道路について軽自動車1000円、普通車2000円、トラックなど大型車5000円といった車種別で上限料金が設定されるらしいです(時事通信)。6月から実施されるということですが、休日などに近距離を利用すると実質値上げということになりますね。平日に長距離利用すると値下げになるのでしょう。個人的には、上限を設定することのメリットがよくわかりません。上限があるということは、チケットやETCのシステムはそのまま残すということですので、人件費や機器のメンテナンス費用などは今まで通りということになります。ということは、高速道路の維持費は変わらず収入だけ変化するのだと思いますが、こうした制度での将来見通しはどうなっているのでしょうか。そうした情報はあまり国民に知らされていないのではないでしょうか。休日だけ安いというのがなくなるのはありがたいのですが、確か民主党は将来的には無料化するということでしたが、それに向けてのロードマップはどうなっているのでしょうか。分からないことだらけです。

休暇分散化の効果検証

2010-04-02 07:10:43 | 研究
観光庁は地域ごとに休日をずらして取得する「休暇分散化」の実施を視野に、小中学校の休みを移動して子どもの親に有給休暇取得を促す実証実験を2010年度に全国8地域で行うと発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。具体的には、平日に学校を休みにして連休を増やし、保護者の有給休暇取得を促すというものらしいです。でも、これが休暇分散化の検証実験になるのでしょうか?少し疑問です。あくまでも検討材料にするというのだと思いますが、そもそも休暇分散化が必要かどうかという議論はないのですね。まぁ、多くの国民にとっては関心がそう高くないことだと思うのですが・・・・・。仕事や休暇に対する考え方が全く異なる他国の政策を導入してもうまくいかないのではないかと思っていますが、さて、日本では受け入れられるのでしょうか。このような政策がニュースになっているような状況ではないような気がしますが、我が日本は。

新年度と隅田公園

2010-04-01 08:33:47 | 日記
今日から新年度です。デザインも一新しました。桜も開花宣言から1週間が過ぎていますが、ようやく満開といった感じになり、この週末に見ごろを迎えようかというところでしょうか。入学式シーズンに桜が舞うというシーンが見られるかもしれませんね。東京の桜と言えばいろいろな名所があります。その1つに隅田川沿岸の隅田公園があります。今年は東京スカイツリーもこの公園から良く見えるようになり、多くの人でこの週末は賑わうのではないでしょうか。今朝のTVでここからの生中継がありましたが、桜がいい具合に咲き、遠くには東京スカイツリーを臨む絶好のロケーションだと紹介していました。この隅田公園、非常に思い出があります。通っていた高校がこのそばにあり、この堤防がクラブのロードワークコースになっていたので、よく訪れていました。今でもその頃の映像が鮮明に浮かび上がります。長距離を走るのが嫌いな私にとっては、非常に苦しい思いをしながらこの堤防を走っていました。しかし、苦しい思い出だけでなく楽しい思い出もたくさんあります。とにかく思い出の場所で懐かしく思い出されます。今日は、本学の入学式があり、新入生を迎えます。また、この一年間、教育と研究に頑張らなければという思いです。

命がけで・・・・・

2010-04-01 08:21:34 | 日記
鳩山総理大臣は党首討論で、普天間移設について「命がけで体当たりで行動して参る。必ず成果を上げるので政府を信頼いただきたい」と述べたそうです(YOMIURI ONLINE)。あまり、一国の元首の言葉としてはふさわしくないような言葉のような気がします。いくら「命がけ」といっても、鳩山総理大臣が何をやっているのか全く見えません。ですので、沖縄県民はもちろん国民は「何が命がけ?」という感じでしょうか。もうすでに、言葉に重みがなくなっています。おそらくほとんどの方が鳩山総理大臣や閣僚たちの言う言葉をあまり信用していないと思います。
鳩山総理大臣は移設先についても、「腹案を持ち合わせている。現行案と少なくとも同等か、それ以上に効果のある案だと自信を持っている」として、政府案での決着に自信を示したそうです。そうなら、なぜそれを沖縄県民や国民に示さないのでしょうか。最後の切り札?ということでしょうか。よくわかりません。さらに、普天間の危険性除去については「2014年より遅れることはない」と明言し、日米両政府が合意した現行の移設計画完了と同じ時期までに少なくとも基地機能をなくす考えを示したものと考えられるそうです。本当にできるのでしょうか。にわかに信じがたいですね。
いずれにしても、現代版イソップ物語になるのでは・・・・・。