健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

患者の免疫細胞使う新たながん遺伝子療法

2017-09-09 08:30:08 | 研究
米国は、患者自身の免疫細胞を用いて白血病の治療を行う同国初のがん遺伝子療法を承認したそうです(AFPBB NEWS)。今回の承認により、世界の死因の最上位の一つに位置するがんとの闘いに新時代が開かれたとのことです。スイス製薬大手Novartisが開発したこの治療法には「キムリア(Kymriah)」の名前が付けられているそうです。「キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法」として知られるこの種の抗がん免疫療法は、これまで「CTL019(tisagenlecleucel)」と呼ばれていたそうです。米国食品医薬品局(FDA)は今回、急性リンパ性白血病(ALL)の25歳以下の小児・若年患者を対象とするキムリア療法を承認。治療の適応条件は、難治性の前駆B細胞ALLの患者か、2回以上の再発がみられた患者となっているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3141118?cx_position=15
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