オーストラリアで、皮膚の欠損を引き起こす感染症「ブルーリ潰瘍」が広がっているそうです(AFPBB NEWS)。ブルーリ潰瘍は、ハンセン病に似た皮膚病変を招く病気で、患者の多くはアフリカの一部など開発途上国で確認されているそうです。病名は、ウガンダのブルーリ(Buruli)村で見つかったことに由来。オーストラリアでは1930年代にVictoria州で初の罹患者が見つかって以来、同州の州都Melbourneの南方に位置するベラリン半島を中心に患者数が増えているそうです。オーストラリア原産の有袋類ポッサムがべラリン半島で急増しており、人間に直接、あるいは刺咬昆虫を介して間接的に感染させている可能性があると指摘しているそうです。ビクトリア州の保健当局によると、同州内で今年これまでに159人の患者が発生し、昨年同時期の102人に比べて多くなっているそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3143807
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