家の掃除や通勤時の徒歩を含む1日30分の身体活動を週5日行うことで、世界の12人に1人の死を防ぐことができるとした研究論文がThe Lancetに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。そして、より活発(週750分の身体活動)で、死亡率はさらに低減するということです。この研究は、17か国の13万人を対象に調査を行ったものだそうです。論文によると、調査対象者の出身国や活動の種類は、リスク低下の度合いと相関関係にはないとされ、またレジャーの一環として行われた身体活動と日々の通勤あるいは家事の一部として行われた身体活動との間にも差はなかったそうです。世界保健機関(WHO)は、毎週少なくとも150分の「中等度」、もしくは75分の「強度」の有酸素運動を奨励しています。今回の研究で、週5日、わずか30分歩くだけでも死亡や心血管疾患のリスクを下げるのに有効であるとするものです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3143906
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