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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

極小ドローンを使った人工授粉

2017-02-22 08:30:17 | 研究
極小ドローンを使った人工授粉

馬の毛と粘着質のゲルでコーティングされた小型のドローン(無人機)が、作物の受粉を助け、世界的なハチの生息数減少を穴埋めする一助となるかもしれないとする研究論文がChemに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。この超小型ロボットは、実用化にはまだほど遠いそうですが、病気や気候変動を原因とするハチの減少に対し部分的な解決策を提供できる可能性があるそうです。ドローンを使っての実験では、ハチの全身を覆う細かい毛をまねてドローンの表面を馬の毛で覆い、底面にゲルを塗布してササユリ畑の上空に飛ばしたそうです。その結果、花粉を吸着したドローンは、別の花に飛んで行って受粉を媒介し、人工的に受粉した花が種子を作る過程に進んだことが確認されたそうです。さらに、全地球測位システム(GPS)や人工知能(AI)を使って、ドローンに受粉経路を学習させることも可能と考えているとも。

http://www.afpbb.com/articles/-/3117317
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