子育て中の働きアリは、何日間も休まずに働き続けるとの研究成果がBiology Lettersに発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。働きアリは主に巣穴での子育てを担うそうですが、1日の行動パターンはよく分かっていなかったそうです。研究では、観察しやすいように体長約1センチと大きい沖縄原産のトゲオオハリアリを使って実験を実施。8センチ四方の容器に1匹ずつ入れ、5日間の行動をカメラで録画して分析。働きアリしかいない場合、1日のうち活発に動く時間と休息する時間が交互に現れたが、卵や幼虫と一緒にすると、働きアリは休むことなく常に活動していたというもの。病原菌から守ろうと卵や幼虫の体をなめたり、口にくわえて移動したりする育児行動をしていたということです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170203-OYT1T50042.html
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