健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

がん死リスクと心理状態

2017-02-09 08:30:18 | 研究
落ち込んだり不安になる頻度が高い人は、がん死リスクが高まる恐れがあるとの研究論文がBMJに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。英EnglandとWalesの16万人以上の医療記録を調べた結果、自らに精神的なストレスがあると答えた人に高いがん死リスクがみられたということのようです。特に大腸がんや前立腺がん、膵臓がんでのリスクが目立ったとされ、その他にも白血病や食道がんリスクにも上昇がみられたそうです。ただ、結果は統計的なデータであり、精神状態とがんとの間の因果関係を必ずしも証明するものではないとして、注意が必要ということです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3115527
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