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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

血液1滴で膵臓がん診断

2017-02-11 08:30:06 | 研究
血液1滴足らずで膵臓がんを検出する画期的な検査法を開発したとの研究論文がNature Biomedical Engineeringに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。この診断法は結果が出るのが早く、安価かつ超高感度で、血液で徴候を検出できるその他の病気の検査にも適用できるということです。研究チームは、膵臓の腫瘍に存在する「EphA2」と呼ばれるタンパク質を特定。次に、血液の液体成分である血漿わずか0.001ミリリットル中のEphA2を検出する方法を開発。膵臓がんは特に悪性度が高く、一般的には症状が現れるのは末期の段階で、診断が下された時点でがんがすでに他の臓器に広がっていることが多く、さらに有効な治療法はなく、患者の約80%が診断から1年以内に死亡するといわれています。ただし、認可を得るか出にはまだ時間が必要なようです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3116890
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