iPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製技術を応用して、実験用のマウスの寿命を延ばすことに成功したとする研究論文がCellに掲載される(掲載された)そうです(YOMIURI ONLIE)。研究では、京都大の山中伸弥教授らがiPS細胞を作製する時に使った4種類のたんぱく質に注目し、その遺伝子を働かせる物質を、老化の進行が通常より速い実験用マウスに投与。その結果、物質を投与しなかったマウス18匹は平均18週間で死んだのに対し、投与したマウス15匹は平均24週間生きたというもの。加齢によるDNAの損傷が修復され、皮膚や内臓の機能が改善したとみられるそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20161216-OYT1T50013.html?from=ycont_top_txt
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