健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

遺伝子組み換え作物関連論文の40%に利益相反

2016-12-25 08:30:07 | 研究
遺伝子組み換え作物(GMO)に関する公刊論文の利益相反(conflict of interest、COI)についての研究結果がPLOS ONEに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究の対象となったのはバチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis、Bt)という細菌が作る毒素に耐性を持つよう遺伝子組み換えを行った作物の有用性と永続性に関する論文579本だそうです。今回の研究では、少なくとも1人の著者がバイオテクノロジー企業か種苗企業と提携していることや、そうした企業から資金や報酬を受け取っていることを宣言している論文を利益相反があるとして定義したそうです。今回の研究は、利益相反があると考えられる論文は全体の40%を占め、研究者と遺伝子組み換え作物関連企業の結びつきはありふれたものであることが分かったとしているようです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3111632
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