健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

メタボ未満でも・・・・・

2016-04-07 08:30:06 | 研究
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した特定健診で腹囲が基準(男性85センチ、女性90センチ)に満たなくても、高血圧などの危険因子が一つでもあると、脳卒中や心筋梗塞の発症リスクが約2倍になるとの調査結果を、厚生労働省研究班が厚労省の有識者検討会で発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。これを受けて、2018年度のメタボ健診の指針見直しに向け、具体策を話し合うそうです。調査は、男女計約3万1000人を8~12年間追跡。このうち約1200人が、脳卒中や心臓病を発症。調査結果を解析すると、全く問題がない人に比べて、腹囲が基準未満でも高血圧や高血糖、脂質異常などの危険因子が一つあれば、発症リスクは、男性で1・91倍、女性で2・12倍に高まっていたということです。
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